健康リテラシーを高めたいと思うコラム

安直さに惑わされてはいけません!

不健康の素がもたらす代償は高額

ワンコインのおつり お得感

手に入れ易い値段だかといって、不健康の素となる『たばこ』を買い続けてはいけません!

消費者が購入に至るプロセス(行動)をAIDMAモデルで表すことができます。

  1. Attention(注意)
  2. Interesting(関心)
  3. Desire(欲望)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)です。(*1)

加えて品定めに大切な要素に『価格』がありますよね。

時期を見て、総務省が認可した上でたばこの価格改定が行われます。
以前お話ししたように、ワンコイン(¥500)で購入できない銘柄が増えています。

【関連コラム】 汚名返上できる能力

新聞の広告で¥500以下の販売価格を際立たせる表記をみたことがある。
これを機に、たばこを止めようと思う方もいらっしゃるはずです。

ところが、メディアの広告で¥380とか¥400の価格表示を大きく、そして太いフォントで、堂々と得意げに表示しているケースが見受けられる。紙面を広く取り、カラー表示も手伝って、新聞を広げる人の目にしっかりと飛び込んでくる。喫煙者の購入意欲をそそっていると想起するのは私だけではないでしょう。

喫煙率の低下を妨げる要因はまだあります。

改定された価格は中途半端で “キリ” が悪い。ひとむかし前だったら、レジでポンと¥500玉を出せば買うことができる手軽さがなくなる。だから、価格改定がたばこ離れの呼び水となりそうだと思った。
されど現代はキャッシュレス時代。スマホをセンサーにかざせば決済OKの世の中です。

けど、高齢者(シニア)層は、まだまだ小銭入れから貨幣を出してたばこを買うことが多いのかもしれません。
若者のお酒とたばこ離れにリアルさを感じる今日この頃。だから、キャッシュレス決済に疎いシニア・高齢者に対して、キリの悪い代金の効果に期待したい。

変な話ですが、昭和時代って道端で用を足しているおじさんが居ましたよね。こどもが遊びに夢中になってしまい、いよいよおしっこを我慢できなくなって、仕方なく道の側溝や公園の片隅でやっちゃう。はばかっているようだけど結構目立っちゃうアレです。
このご時世、そんな光景は全く見掛けなくなりましたよね。犬の散歩中、マーキングの後に飼い主がペットボトルに入った水で電信柱を洗い流して、公衆衛生に気を配っています。

なのに、なぜあの用足し行為が社会からなくなったのでしょうか?
公衆衛生への啓蒙活動だけでなく、軽犯罪法(公然わいせつ罪)に結び付けて警察が取り締まれるようになったからだと思う。シンガポールに旅行する前、「道路に唾を吐くと逮捕されるから気を付けろよ」といわれたこともありました。
要するに、今の健康増進法や東京都の受動喫煙防止条例では、喫煙しないことを生活圏の隅々に行き渡らせるだけの法的強制力がないからでしょう。

生活習慣病(基礎疾患)に罹らないために、生活習慣の改善が必要です。それは食生活,身体活動,休息,飲酒,歯・口腔の衛生,と喫煙を見直さなければならないことでもあります。健康志向の高まりで、糖質ゼロのお酒がウケているらしい。(*2)
新型コロナ感染症の重症化は基礎疾患、いわゆる生活習慣病(糖尿病,腎臓病,心疾患,呼吸器疾患,脳卒中)が大きく関与しています。(*3)

勘繰りは良くないですが、社会に資する風潮を妨げるような安直な広告に惑わされてはいけない。リスクの代償は高額なのです。

 

                                                                     【出典】
                                                                    (*1)沼上 幹著 わかりやすいマーケティング戦略〔新版〕

                                                                    (*2)2020年12月19日 読売新聞 経済面
                       (*3)日本健康マスター検定 副読本
                          新型コロナウイルス 未知なる感染症から身を守るヘルスリテラシー
   

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
新しいエンブレムを受領しました。
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