送迎ドライバーとして、たくさんの高齢者と声を出してお話してきました。
年齢相応に対応しているつもりでも、意思疎通に手こずることもしばしば。それでも会話を通して、お互いが充実した人間社会を過ごしていきたい。今までどうやって同じ空間の中でお話ししてきたのか?少し振り返ってみました。
幼少の頃、扇風機に向って「あ~」と声を出して遊んだ。時には「我々は地球を乗っ取りに来た」と、ウルトラセブンに出て来る宇宙人のセルフを真似た。だって、声が震えて異星人っぽく聞こえるから。扇風機を遊び道具にしていました。無邪気でしたな。我々の世代は、みんな一度や二度、否、暇さえあれば扇風機に向かってしゃべった経験を持っているのではないでしょうか。
今は心が震えるくらいの会話ができるように努めています。もちろん会話の相手は扇風機ではありませんよ。(笑)
高齢になると聴覚が劣って来る。
自宅の内外問わず、介護現場でも高齢者に対して大きな声で話すのがbetterな場合が多い。
但し、正常に聞こえている耳に向っての大声は要注意です。びっくりさせてしまうから。
加えて用心すべき点がある。それはゆっくり話すことだ。
一般的な会話の速度でも、高齢者にとってはテンポや話の展開が早くて理解できない。
そして高齢者は理解してから判断し、そして自分が思っていることを表現するまでに時間が掛かってしまいます。若しくはそれら一連の流れが途中で途絶えてしまう場合もある。
総合的に言って、その原因は認知力の低下にあるのでしょう。
もうひとつ気配るポイントは、はっきりと話すこと。
滑舌よく話すだけではない。単語のひとつひとつを自分自身にも言い聞かせるように話す。
ご自宅と介護施設の往復。たった一人で送迎を任された、入退所のドライバーとして実践して来たことです。頭の中に浮かんだ3つのポイントを実践したはずですが、果たしてうまく相手に伝わったかどうか?
相手の返事をよく聴いて顧みる。その作業は「省察」といえる。
『話すこと」はデジタル技術を使わずに、生身の頭を使った、パーソナル・ヘルス・レコードなのかもしれません。
先にお話しした扇風機との会話(?)。扇風機の羽根が多くなるほど、声は震えずに自然に聞こえるようになります。
そう思うと、
それらの要素が羽根となって、スムーズな意思疎通という心地よい風を受けることができるかもしれませんね。
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2025プラスに認定されました。
【認定番号;20250759】
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2024プラスに認定されました。
【認定番号;20240639】
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