異変に気が付いた時は既に隠れた変調が起きていると思うコラム

すき間はない方がイイ

歯が移動した。

すき間があると侵入・浸食を許すことになる。

ブリッジ治療の遅れが歯の破折を招いたことをお伝えしました。

【関連コラム】 そして歯が欠けてしまった 前歯と奥歯の役割分担

 

その後、結果的にそのブリッジが外れて奥歯1本分の隙間ができてしまった。
さすがに外れたブリッジを手にしながら、このままではいけないと思った。
その理由は・・・、

 

  • 治療の際、最初にブリッジを据える前段階で、橋脚の役割を担う2つの歯を削った。ブリッジの “座り” を良くして安定させる。そして長持ちさせるためだろう。歯を削る処置は虫歯菌から歯を守るエナメル質が削られる。だから象牙質が露出するわけだ。ということは、歯の弱点がむき出しになる。
  • ブリッジが外れてしまえば、歯1本分のすき間ができる。もしかすると、そのまま放置すると、外れたブリッジがフィットしなくなって再利用できなくなるのでは?新しいブリッジを作らざるを得ない事態に陥るのかもしれない。その治療に掛かる時間とお金がかかってしまう。

 

早速係りつけの歯科クリニックに受診予約を入れた。
外れたブリッジを持参して歯医者さんに診てもらう際、こんなやり取りがありました。

歯医者さん;「いつ頃外れました?」
;「つい先日、1週間も経っていませんね」
歯医者さん;「そうですか・・・。どうももっと前に(ブリッジが)外れていて・・・、ブリッジが土台の歯とすき間なく、くっ付いていた状態だったはずです・・・」


そう言い残して、歯科医師は診察室の奥に消えた。程なくブリッジを削る音が何度か聞こえてきた。その都度口の奥にできたすき間に合うか?私の座るデンタルチェアに戻って来ては、フィット感を確かめていました。

 

なぜ直ぐに持参したブリッジを固定しないのか?

固定できない理由は何なのか?
私は新しいブリッジを作り替えることはないと思いつつも、歯科医の言う「片方が既に外れていた」という状態が気になった。

そして心当たりに気が付いたのです。
前から食べ物がブリッジと歯のすき間に挟まっていた。その違和感は完全にブリッジが取れてしまうまで数か月続いていた。その時既にブリッジがズレたのだろう。だから橋脚の歯が、すき間ができたことによって移動してしまった。土台の2つの歯の間隔が狭くなって、手持ちのブリッジを削らざるを得なかったのかと。

 

口腔内と全身の健康には深い関係があります。
代表的全身疾患とも言える糖尿病。この疾患は歯周病との間で悪影響を及ぼし合います。免疫機能の低下で血管が傷つき、その内に歯周病も併発する可能性が高くなる。
歯周病は糖尿病の合併症ともいわれています。炎症物質が全身に回るとインスリンの効き目が低下して糖尿病が悪化するという。糖尿病による慢性炎症は免疫力を下げてしまうのです。
(*1)

 

免疫力低下の原因は他にもあります。
免疫は外部から侵入する細菌やウイルスから身を守る防御システムです。食べ物は消化器(管)を通ります。もちろん「腸」も通過しますね。外部にあった物がからだの中に入り込むのですから、腸にも免疫機能が備わっています。
ところがその腸の細胞間に弛み(すき間)が生じて、有害物質が血液中に漏れ出て、全身に回ってしまうそうです。(*2)

必要のないすき間をそのままにしておくと、その他の部位も不調の連鎖が生じて、より不健康に陥る。

【関連コラム】 不健康ドミノと健康起き上がり小法師

 

あれっ!?と違和感を抱いた時が二次予防の合図です。
最初の異常が地震でいう初期微動だとしたら、健康状態を揺さぶられる本震(主要動)になる前の、わずかな時間に手を打つのが二次予防だと改めて思う。
そしてそれより前の地殻変動の監視が、健康の一次予防に当てはまる。

物理的なすき間は気の弛みでもあったのです。

 

 

 

                           【出典】
                            
(*1)健検公式テキスト増補改訂版 歯の二大疾患ー歯周病③
                            (*2)藤田長久著 体の不調は「腸もれ」が原因

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健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

★ 2026年5月現在「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格認定更新中

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
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