健康維持・増進にもつながり得る道路交通法の改正

お行儀とは自分を管理すること。

程度のよい酒量に抑えるアルコールチェッカーの存在

今から5年程前のこと、欧米では警官による黒人死亡事件がきっかけとなり、歴史に対する再評価に関心が高まっていた。

イギリスでは、人種差別に反対する抗議活動が起きた。
リバプールにある「ペニー通り」は、奴隷貿易船のオーナーだったペニー氏にちなんで名付けられたという説がある。
そこの道路標識がペンキで黒く塗られた上に、RACIST(人種差別主義者)と落書きされました。
Beatlesの名曲のひとつ『ペニーレイン』。ピッコロトランペットの鮮明な響きが耳に残っています。曲名としても名が残った通りだという。
この曲で濁りのない清々しい気持ちになって欲しいと思っています。

その時代の潮流によって評価基準が変遷していきます。
「令和」は、頭を丸めることで、謝罪や反省の意の表現として通用する時代ではないと思っています。
世の中は奇抜な格好に見慣れていますよ。古すぎる慣例です。
企業の上層部が自社の失態を詫びる。カメラの前で頭を下げる光景。見た目は深々だけど、内心ではどこまで首を垂れているのでしょうか?

一時逃れでない正邪のわきまえが何時迄続くか?
それが貴重な試金石になるのです。

飲酒運転を撲滅すべく、新しく制度化されたアルコールチェック。
呆れ果ててしまうのですが、日本を代表する企業がデータの改ざんのみならず、実施すら行っていない事実が判明した。

安全管理だけでなく、健康管理にも有益な取り組みと思っていた矢先の大恥です。

話しは変わります。
理由はともあれですが、私は数年単位で一滴のお酒も口にしていない期間があります。それまで毎晩のように大酒飲みだったのに・・・。

お酒を飲まない日々が続いていたある日、参列した葬儀で久方ぶりにビールを迎えた。
故人も好きだったビールを飲むことがお弔いになる。そう思った。私にとって、そのコップ1杯がひとつのお行儀だと思ったのです。

実は式場に向かう道すがら、お酒を飲むべきか?それとも止めておこうか?ちょっと躊躇したのです。お弔いとしてのお酒を口にするのはよいのですが、果たして翌日までどれ程のアルコールが体内に残るものなのか?と、少し心配になったからです。

先にお話しした通り、ずっと飲まなかったお酒です。以前はそんな気遣いなど露ほどもなかった。明日のアルコールチェックが一瞬頭を過ったのです。

 令和4年4月から安全運転管理者によるドライバーの運転前後のアルコールチェックが義務化されました。そして段階的にその確認ツールとして、アルコール検知器(アルコールチェッカー)で運転者を管理する法律が制定されたのです。

【関連コラム】 思慮分別の無い飲酒の常態化を防ぐ

私は当時、介護施設の送迎ドライバーの顔を持っていました。
業務上ハンドルを握る前と後でアルコールチェッカーに息を吹き込んでいた。
たったコップ1杯に含まれるアルコール。それすら一晩で分解できないくらいに弱った肝臓ではないでしょう。

小心者とからかわれるかも知れません。やっぱりお酒を飲む量がどの程度であれ、翌日の体内に残存しているかも知れないアルコールの量に不安を抱えてしまった。アルコールチェッカーの存在は、ハンドルを握る業務に携わる以上、少なくとも飲み過ぎに効果的な抑止力(威圧)となり得るのです。これもまたお客様の安全と自分の健康に寄与するお行儀なのでしょう。

 適量のお酒は健康に良いと言われます。

【関連コラム】 お酒だってからだによいことがあります。 飲酒が正当化できる理由

反面、多量のお酒ではなく節度ある酒量でも、脳の白質や灰白質の体積が減って、老化を早めるとの報告があります。(*1)
さらにカルフォルニア大学のブレスロー教授の健康管理項目には、飲酒は適量を守るか、“しない” と提唱されています。(*2)

いずれにせよ、そもそもからだに良いとは言えないアルコールの節制を顧みることができたのです。
勧められるがまま、一杯が二杯,三杯となる事もなく、ビールテイストのノンアルコール飲料も強い味方になってくれました。

【関連コラム】 ノンアルコールは強い味方

コロナ禍にも拘わらず、遺族や近親者の想いが籠もったよいお葬式だった。そう思いながら、会場をあとにしました。

 

                          【出典】
                          
(*1)2022年8月25日 日経新聞 ライフスタイル
                          
(*2)日本健康マスター検定公式テキスト あなたのチョイスは?

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
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