幸福と不幸、幸運と不運。
良いことは続いて欲しいけど、悪いことが起きたら一度きりにして欲しいと思うものです。
悲しいことに、マイナスの事象の方が多く、そして1つ1つが長く続くように思う。天災、人災、そして個人の健康面にも共通する、良からぬ連載がある。
歯周病の原因から合併症までを、地震の時系列になぞらえてみました。
【震源パラメータ】
おびただしい数の細菌が、口の中に常在しています。グジュグジュへばり付いている白いアレです。口内細菌の固まり。それをプラーク(歯垢、バイオフィルムなど)と言う。
【震源域】
プラークは歯の表面に付着しているだけでない。歯周ポケットにも存在しています。プラークが蓄積され続ければ、歯を支えるための歯周組織に悪影響が及んで来る。歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロス等で、小まめなケアがたいせつです。
だけど、効果的なプラークコントロールでないと、その内健康を維持するための耐久性が低くなる。いつ崩れてもおかしくない病状になる。
【初期微動】
痛みや出血の症状が表れる。
【主要動】
歯槽骨が溶けてなくなる。しっかりしていた歯がぐらぐらに。
【被災状況】
地震そのものの揺れによって、家財道具や建物が倒壊する。外傷を負う。最悪下敷きになって圧死する場合もある。
歯周病の末期、歯が抜け落ちる。
これら一連の症状が口腔内で起きます。
実はそれだけに止まらないのです。
【災害関連死】
避難場所での不自由な生活が続き、持病の悪化やストレスによる体調不良に陥る。歯周病菌が全身に回り、生活習慣病の代表格である糖尿病を併発、増悪してしまう。
まだ続く。
感染症に罹るリスクも高くなる。歯周病の人はインフルエンザに感染しやすい。そんな研究結果もあるようです。(*)
一度起きてしまうと止まらない不幸の連鎖。
ジョギング中の不慮のケガを予防するだけでもない。「そなえよつねに」の精神を具現しなければなりません。
【関連コラム】 そなえよつねに お口の健康はドミノ倒しの出発点
【出典】
(*)2025年11月26日読売新聞 医療ルネサンス 歯科健診を考える 2/5
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2025プラスに認定されました。
【認定番号;20250759】
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2024プラスに認定されました。
【認定番号;20240639】
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