掛替えのない水にまつわるコラム

健康そして命を司る“水”の補給

地球を美しいブルーに染めて、命の源流となる水

月の南極に探査機を着陸させることに、インドが世界で初めて成功しました。これまではロシアが失敗しています。
世界が凌ぎを削っている理由は、そこには水が存在している可能性が高いから。

月に水分を求める宇宙開発からも推察できるように、“水”は地球上のあらゆる生き物の健康を根本から支えている。生命の源なのです。

人は外出先から戻ったら手を洗います。外から帰ったら手洗いとうがいをするように、親や学校の先生から教わった。幼少の頃からの習慣(躾け)です。

自宅近くのとあるマンション。その玄関脇に「ペット用足洗い場」が設けてある。
散歩から帰ってきたワンちゃんの足の裏を洗ってあげるのでしょう。早朝や夕方の涼しい時間帯の散歩でも、かわいい肉球はそれなりの熱をアスファルトから受けているはずです。真夏のアスファルトが如何に熱いのか、実際に素足で自宅まで帰らざるを得なかった経験を持つ私です。その苦しさはよく分かる(笑)。

アスファルトの熱さに耐えた足の裏を冷やすと、ワンちゃんだって気持ち良くてホッとするに違いない!?けど足が濡れるのが嫌な子は別ですけどね。

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ワンちゃんは洗い場から自分等の部屋まで、再び素足で歩くわけですよね。小型犬なら抱いて部屋まで連れて行ける。けど、中大型犬なら飼い主は難渋すると思う。飼い主が高齢者だったらどうしましょう。
お散歩から連れ帰った飼い主が、ワンちゃんを部屋まで抱えて連れて行くのでしょうかね?
チワワ,トイプードル、豆柴犬やパピヨンなどの超小型犬なら未だしも、ビーグルやダックスフンドの中型犬から大型のレトリバー犬を抱いて部屋まで帰るなんて、結構仕事ですよね。
ワンちゃんを散歩から連れて帰った人が高齢者だったらどうしましょう。
毎日の散歩のあとにその重労働が待っているかと思うと、犬の重さだけでなく気持ちも重くなってしまいそうです。

あれやこれやと考えていると、このペット用の足洗い場は気の利いた設備なのでしょうか?と少し残念に思ってしまいます

尚、このペット用の足洗い場を利用している現場を、今までに一度も見たことがありません。そして挙句の果てには水道の蛇口のコックが取り外されていました。喉をカラカラにして自宅に戻ってきたワンちゃんに、洗い場の水道でいち早く喉を潤して上げたいと思うでしょうね。どうやっても、蛇口をひねることは難しい。
やっぱりこの洗い場の有用性は低いですね。
ガックリです。

いつだったか、酷く暑い日にジョギングを終えて、小金井公園の水飲み場で顔を洗っていた。散歩中の柴犬が水を求めてやってきた。余程喉が乾いていたのでしょう。普通ワンちゃんネコちゃんだったら、舌を使ってペロペロしてからゴックンと喉を通しますよね。ところがそのワンちゃん、水道の口から噴出する水を漏斗のように直接口で受け止めて、ガブガブと体に流し込んでいました。
その様子を見ていたら、チャールトン・ヘストン演じるジューダ・ベンハーが、ナザレのイエスから柄杓に汲まれた水を一心不乱に飲むシーンを思い出してしまいました。

盛夏の頃は熱中症を防ぐために小まめな水分補給が推奨されます。
体内が水分不足になれば血液がドロドロになるのは想像にやさしい。血の塊り(血栓)が出来やすくなるので、血栓症(突然血液の流れが止まってしまう病気)を引き起こす可能性が高くなる。
どこの部位が詰まってしまうかによって病名が変わる。肺塞栓とか深部静脈血栓症、心筋梗塞や脳梗塞という病名は一般的に見聞きしますよね。そんな重病にならなくても、夜間のこむら返りも水分不足が原因のひとつに挙げられます。

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毎年例年にない猛暑がやって来る。そして快適な秋がなくなってしまうのではと思う程、熱中症に関する情報が世間を飛び交う。

熱中症は脱水状態が亢進した病気のひとつ。だから水分補給はたいせつです。(*1)
既に一度このような病気を患ったことのある人は、特に注意が必要です。(*2)

【関連コラム】脱水による血液ドロドロにご注意を。

中高年だけでなく、潜在的な脱水状態はどんな人でも起きていると思ってよい。
自分は大丈夫と思うことは一種のプライド。プライドは思い上がりで過信を産む。体調の悪化招く、間接的な要因と言ってもよいのかも知れません。

ちなみに、私は「オレンジさん」とのジョギングによって、こむら返りの症状が抑えられました。

 【関連コラム】水分補給のタイミングと回数

 厚生労働省が「健康のために水を飲もう』推進運動を展開していることをご存知でしょうか?平成20年からポスターやリーフレットを配布して、啓蒙活動を開始しています。(*3)
からだの保水は不健康を招かないためには絶対に必要なのことです。戦災・天災に拘ることのない価値を有する、貴重な水を小まめに摂取しましょう。

 

                         【出典】
                         (*1)血栓症ガイドブック 監修;一般社団法人日本血栓止血学会
                         (*2)2020年5月29日読売新聞 コロナ感染血栓注意
                         (*3)厚生労働省ホームページ「健康のため水を飲もう」推進運動

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
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