飲み過ぎは、後悔しても何度も仕出かす。

アルコール 病治りて医師忘る

性懲りもない二日酔い

今までの栄養指導とは、主に食材に含まれる栄養素に注目していたように思う。
食材にどんな滋養があるかを知るのは、勿論たいせつなことです。

さらに観点を変えて、食べ方にも留意してみる。
例えば孤食を避けて共食を心掛けるとか、日光を浴びてカルシウムの吸収を促すとか、等々です。せっかくからだに良い成分を摂取しても、効率よく体内に吸収されないと意味がありませんよね。

【関連コラム】 孤食より共食が良い。 日向ぼっこに水を差してはいけません。

美味しいなぁ~と思ってつい食べ過ぎる。すると逆に気持ちが悪くなったことありませんか?過去を振り返ってみると、むかしの若かりし頃にそんな無茶した経験があります。
表参道にあったピザ屋の食べ放題タイムサービス。
大学の相撲部員たちが入り浸った、安いけど超大盛りで有名な定食屋での無謀な挑戦等々。無鉄砲なことを繰り返してきました。

自分勝手な振る舞いは自業自得です。
けど、思いもしない食に関する災難は別です。そのいくつかをご紹介しましょう。

  •  馬刺しで当たって悪寒がからだを駆け巡ったことがある。
    軽症で済んだからよかったものの、なかなか食が進まなくなってしまった。食に当たってしまったのは、わたしだけではありません。牡蠣に当たってから食べられなくなってしまった知人がいます。
  • 最近家族がカンピロバクター食中毒に見舞われた。
    時に40度の熱を出して、酷い下痢症状にも襲われた。
    何が原因なのか?
    それまでの記憶を辿ってみると、どうも半焼けのレバーが原因だと推察された。
    臨床検査によって、原因ウイルスがカンピロバクターウイルスと同定された。なので、今は特効薬でウイルスを叩いています。現状は幸いにも快方に向かっている。けどギラン・バレー症候群が引き起こされる可能性も残されている。心配は尽きません。
    辛い経験を強いられたから、当人はもう串焼きは懲り懲りだと思っている。食べることができないメニューが増えてしまったのです。
  • 戦中戦後の食糧難。
    家畜として飼われていたうさぎを捌く様子を目撃した。それがトラウマとなってしまった。屠殺の現場を見てしまってから、半世紀以上経った今になっても、食肉を一切口に出来なくなってしまった。僅かなひき肉の欠片(?)もつぶさに選り分けなければならない。
    その様子を見るに付け、かわいそうだなと思ってしまいます。これから先、金輪際口にすることはないでしょう。
    ほんの偶然が、当人の食生活をがらりと変わってしまったわけです。

誕生日などの記念日や年末年始などに催されるイベント等で、お酒を飲む機会が多いことと思います。
銘柄のみならず、アルコール度数が若干調整されたお酒が、スーパーマーケットやドラッグストアの商品棚に並んでいます。同じ銘柄の中にもいくつかの度数があるので、消費者には選ぶ楽しさがあります。その人の体質に合った、強め弱めのアルコール飲料を楽しめることを、各社がPRポイントにしている。
酒宴の盛り上がりは楽しい。楽しい時間は長ければ長い程良いものです。
けどお酒のダラダラ飲みはいただけません。口腔内が酸性の状態が続いてしまうからです。

【関連コラム】 お酒から口の健康を守る

晩酌の習慣を断って5年が経過しました。だけど大晦日くらいは1年の締め括りとして嗜む。すると翌日の元旦でも飲みたい欲求が頭をもたげて来るんですよね。
年始のお祝いとか縁起物だからとかの事由ではありません。何故か次の日も欲しくなるのです。ただ慣性的にです。

この依存する感覚がアルコール依存症に陥る一因なのかもしれません。
惰性による飲酒が因習となり、そして不健康な生活を強いられる。
健康的な生活を送ることが、人生の目的を手に入れることができると分かっている。だからその欲求を断つのです。そうして1日をやり過ごすと、もうお酒を飲みたいと思わなくなる。
一種の禁断症状から脱した時ですね。
もしもアルコールへの執着心に負けてばかりいるのなら、気晴らしに最適な「健康スポーツ」は如何でしょうか。
嗜好の改善方法はお酒もタバコも同じような気がします。

【関連コラム】 禁煙と運動は相性がイイ。 ニコチンの依存症を振り払う方法

お酒はいくら二日酔いで苦しんでも、その内飲みたくなるものです。体調不良が癒えたなら、辛かったことが綺麗さっぱり一掃される。
のど元過ぎれば熱さを忘れる。そして再び飲み過ぎる。性懲りもなく・・・。

アルコールの恐ろしさは、身体に悪影響を及ぼすほどの飲酒量を、平気で繰り返してしまうことです。もともとアルコールは有害物質です。

【関連コラム】 お酒から連想される成分

先に列挙した食にまつわる辛い経験は、それ以後トラウマとなって一切口に出来なくなる。
ところが飲酒の二日酔いの辛さは、『
病治りて医師忘る』。

お酒の無益な魔力が不健康の常態化を招く。
からだに良くない飲酒を、何故性懲りもなく繰り返すのでしょうか?

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
新しいエンブレムを受領しました。
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認定番号;20240639

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株式会社SOilyは昨年に引き続き、令和4年度東京都スポーツ推進企業に認定されました。
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(3年連続)
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