お魚さんとの綱引き　その１

嫌なことを忘れたい。そんな時は誰しも気晴らししたくなりますよね。
それがひとときの “休息” になる。

ベッドに入った迄はよかったのだけれど、気になることが頭から離れない。だからなかなか寝付けない。その内に気が焦ってきて、さらに眠れなくなる・・・。
誰しも経験したことがあるでしょう。

そんな時は負のスパイラルに巻き込まれてしまわないように、きっぱりとあきらめることにしています。

寝床に入ったらあきらめの境地に浸ること。割り切りの考え方と呼吸法の実践によって、何も考えない状態に切り替え、そして入眠できるようになりました。昼間の適度な生活活動量の維持や有酸素運動の効果と起床時間の固定化もあって、入眠はすこぶる調子が良いです。

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けど、何時悩みごとに苛まれるか分かりません。仕事の最中や自宅のリビングでくつろいでいる時でさえ、不意に悩みごとや嫌なことが頭に浮かんで来る。
多様化の令和の時代。人間関係を良好に保つことがより難しい世情です。

そんなストレスから解放されたいですよね。
全く別の何かに集中することが、結構イケてるような気がする。最近そう思うようになりました。

他のことに夢中になることは、結局自分の気持ちを落ち着かせてくれることになる。冷静沈着でいられるのは、雑念を振り払っているから。当り前のことですが、精神的に健康な状態です。気が散って集中できずに不安定になっていれば、ある意味不健康な状態なのです。

気持ちの切り替え、気晴らしを図ることは、結局 “休息” の時間と解釈できるのです。
では、どうしたら良いのか？

唐突ですが、「魚釣り」は如何でしょうかね。
魚釣りは精神衛生上、とても良いレジャーだと思うのです。魚釣りと言っても、わざわざ海や渓流に足を運ぶ必要はない。『釣り堀』で十分です。
できれば、日の光を浴びることができる屋外の釣り堀がおススメですよ。日光浴は骨を丈夫にし、体内時計のズレをリセットしてくれるから。

フィッシングは何時やって来るか分からない、『合わせ』のタイミングを図るための集中力や忍耐力、そして瞬発力を養えることができる。

魚影を確認できない釣り堀がbetter。
目に見えない水面下で、どんな魚が何に気を取られているのかな？釣り針に引っ掛けてあるエサに気付いているのか？それとももともとその周辺に魚がいないのか？
いろいろなことを想像できます。
なかなか当たりが巡って来ない。ヒットする兆候を見逃してはいけません。とにかく目を離さずにジッと待つのです。

まるでメンタルヘルスに有効とされる『瞑想』のようです。
瞑想とは、心を落ち着かせて特定の感覚に集中することで、さまざまな健康効果に期待できる実践法です。（＊）

釣り堀でのおだやかな魚釣りは、老若男女が平等に楽しめます。そしてメンタル面の健康維持・増進にも期待できる、くつろぎとリラックスのチャンスです！

魚釣り・フィッシングを、別称『お魚さんとの綱引き』としましょう。
これから日本の将来を背負っていく学童の子どもたちに、是非馴染んでもらいたい。健康的な施策に加えて欲しい。そんな願いを込めました。

お魚さんとの綱引きは、健康に良い要素を秘めていると思うのです。

では、もう少し深掘りしてみましょう。
『お魚さんとの綱引き　その２』に乞うご期待です！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【出典】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＊）厚生労働省　「統合医療に係わる情報発信等推進事業」　eJIM 瞑想