一石二鳥の食生活で、夏を乗り切ったノスタルジックなコラム

懐かしい夏定番の食生活

調味料と食材の協同的効果

昭和期の男の子たち。ランニングシャツと半ズボン姿、頭には巨人軍のマークが貼り付いた野球帽が当たり前。そして畑で収穫したばかりのトマトと、井戸水で冷やしたスイカを頬張った。暑い夏の水分とビタミンの補給にピッタリ。

そこにミネラルもしっかり摂り入れていたのです。トマトやスイカは「塩」を振って食べるのが一般的だった。夏に不足しがちな水分とビタミン、そしてミネラル。

調味料と食材の協同的効果は、栄養面と味覚面の両方を満足させてくれたのです。

食べ合わせが悪いと言う。「合食禁」とも表現されます。それぞれの食材には健康の素が宿っている。なのに、効果・効能を享受出来なくなる残念な関係です。せっかくのメリットを活かすことができなくなる。健康の維持、向上に“待った”が掛かってしまうのです。待ってもその次に進まないのです。
合食禁は栄養の効果に焦点を当てて評価しているように思う。

では、味はどうだろうか?

多くのメニューが並ぶバイキング料理に幕の内弁当のおかず。チョイスする順番なんて大して気にしない。口に運ぶ料理は気分次第で決まります。

ちなみに厚生労働省は2024年に公表された「日本人の食事摂取基準(2025年度版)」では、ベジファースト(野菜を先に食べる食事法)の記述を外しています。検証が不十分で確実性に欠けることが理由らしい。

食欲を満たし、更に体調を整える。一石二鳥の食生活を過ごした幼少期。水分とビタミン、ミネラルの同時摂取で、昭和期の夏を乗り切っていたのです。
トマトにスイカ。夏野菜に「塩」を振って頬張った思い出が蘇ります。

体温を上回る気温。雨が降らずに田畑がひび割れる。今年は1等米をどれだけ出荷出来るだろうか?全体的に不作となれば、生産販売業者の収入が減る。高騰する経費が、不利益に追い討ちを掛ける。稲作に限らず野菜も含めて、農作物全体に影響が及ぶ。こんな内容の記事が、既に2年前の紙面に載っています。(*1)

供給されるはずの「水」が来ないから、農作物は枯れてしまいます。
もちろん人間だって水がないと生きていくことは出来ません。せっかく水分補給しても、排せつ物や汗、呼気によって体から出ていく。やっぱり水分をしっかりとらなければなりません。

幸いにも入眠はスムーズ。でも睡眠中に突然襲われるこむら返りに叩き起こされる。夜間覚醒は悩みの種だ。ミネラルバランスの崩れも原因のひとつ。(*2)
水分補給だけでは十分ではない。ビタミンやミネラルも一緒に摂取したいですね。

【関連コラム】 余計なめざまし

人それぞれ好き嫌いがあります。食べ物の好みに合わせて食材を選択する。食材そのものの味を楽しみたければ、そのまま口に運ぶ。更に味に変化を付けたければ調味料を加えます。

【関連コラム】 食材が持つ天然の味

幼少の頃、夏になると親戚の畑で野菜をもぎ取って頬張った。きゅうりにトマト。そしてスイカを用水路で冷やしてかぶりついた。旨かった

だから、青臭い野菜は今でも好物だ。においや味に癖のない、品種改良された今時の野菜に物足りなさを感じますね。

夏の思い出に欠かせない、トマトとスイカ。皆さんは両者ともどのようにして味わっていますか?
むかし懐かしい食べ方がある。ある調味料を軽く振って、大胆にモグモグするのです。

ある調味料・・・「塩」です。

今思うと感心するのです。
みずみずしいトマトやスイカ。塩を振ることで、水分とビタミン、そしてミネラルを一緒に摂取していたのです。

味の組み合わせも抜群だった。ちなみにトウモロコシも塩を添えてかじりつきましたね。今トマトもスイカも、食材に甘味を宿すことを追及している感がある。
それも悪くはありません。けど、ちょっとの塩味は、甘味を引き立たせる魔法を持っていることが気に入っているのです。
但し、塩の掛け過ぎには要注意ですよ。

先人の知恵は凄いと、只々感心してしまいます。

 

 

                     【出典】
                     (*1)2023
107日読売新聞 社会面
                     (*2)2021813日配信 時事メディカル 真夏の夜の恐怖「こむら返り」

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

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