糖尿病になると細い神経や血管がダメージを受け易くなる
生活習慣病の代表格、糖尿病が怖い理由のひとつに合併症があります。
特に1.の腎症と2.の網膜症は細い血管(毛細血管)が傷ついて、本来の機能が働かなくなってしまいます。
糖尿病性腎症は血液中の老廃物や塩分などが排出できなくなったりします。糖尿病性網膜症はものを見るために欠かせない網膜(眼球の最も内にある層で、カメラで例えればフイルムに相当する部位)がやられてしまう。目が見え難くなって、挙句の果てには失明に至るおそれがあります。
糖尿病性網膜症の他に、中高年が視覚障害を負う病気に「加齢黄斑変性」があります。
これも網膜の中心部分(黄斑)に障害が及びます。両疾患とも努力が実る病気で早期発見で予防できるのですが、病状がかなり進行するまで自覚症状に表れない場合もあるでしょう。
加齢黄斑変性に罹る原因は高血圧や喫煙、偏食などです。「健康わくわくサイト」をUPした当初から唱えている、生活習慣を改善するための項目と同じですね。加えて気を付けなければならないのが、日光などの強い光線に目をさらすことです。 なのでノルディックウォーキング,トレッキングや登山、海でのレジャーでは、サングラスで目を保護するのも良い方法でしょう。
世界で目の病気のトップは白内障ですが、日本は緑内障(28.6%),網膜色素変性(14.0%),糖尿病性網膜症(12.8%),加齢黄斑変性(8.0%)と続きます。(*2)
私事ですが、私の両親も白内障を患いました。道で出会って声を掛けても、私だと分からなかった。認知症の症状?とも思ったのですが、本人から目が見難いとの訴えがあった。
そこで何年か前に眼科を受診して眼内レンズを入れました。それ以来よく見えるようになって、こちらからの呼びかけに、スムーズに反応してくれるようになりました。
スマートホンが普及して久しい。目を酷使する時間が長くなりました。みなさん、目のピントが合わなかったり、小さな文字が読みにくかったりしませんか?
もしかすると《スマホ老眼》かも知れませんよ。スマホ老眼を防ぐために目をリラックスさせること、休養を取ってもらうことが必要です。
生活習慣病と言えば全身疾患をイメージしがちですが、「目」という器官にも障害を起こすのです。目を労わろうとする気持ちが湧いて来ました。
「目」の働き方改革!
【参考】
(*1)健検公式テキスト増補改訂版 食生活と健康
(*2)令和元年5月11日 於:有楽町朝日ホール 目の健康講座)
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2025プラスに認定されました。
【認定番号;20250759】
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2024プラスに認定されました。
【認定番号;20240639】
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