よくあるご質問

みなさんご承知の通り、EV自動車の需要に伴い、機能的にまとまった部品で構成されたモジュールを組み合わせて製造される流れが加速しています。又、医療機器においては、からだに負担を掛けないように大きな切開を加えない（低侵襲な）手術がおこなわれるようになりました。心臓や脳など各臓器を治療するために、カテーテルという細い管を血管の中に通して患部まで行き届けなければなりません。それに伴い手術器具も小型化が進んでいます。構成部品も然りです。
これらのニーズを満たすには、製品の開発段階で微細な構成部品を試作する必要があります。

今や新しい製品を創り出す過程で無くてはならない３Dプリンター。数ある３Dプリンターの中でも、世界的マーケット･シェアを握っているのが「3D systems社」と「KEYENCE社」です。前者は超精密な造形物、後者は器械部品などを時間を掛けずに簡単に作成することに強みがあるといわれています。
しかし小さな穴や溝、ルート（トンネル）を試作品に設けるためには、３Dプリンターの造形物に付き物の保持材（サポート材）を取り除く必要があります。上記２社が採用しているサポート材（パラフィン系WAX）を取り除くためには、多くの時間と労力、コストを掛けなければなりません。しかもその作業でせっかく作った造形物を傷付けてしまい、結局使い物にならなくなってしまうケースがあるのです。さらに廃液の処理で環境に配慮しなければなりません。

そんな悩みを解決するために生まれたのがEXTRIPPER®です。
３Dプリンターの保持材の除去技術を一新した専用洗浄液です。