よくあるご質問

【摂食嚥下】とひと口に言っても、その行為は幾つかの段階に分かれています。その中でも食べ物を口に運んで飲み込むまでに、下記のようなしくみが連動するのです。

• 準備期；食べ物をよく噛んで、口の奥に送り易くなるかたまり（食隗）にする、モグモグする時期
• 口腔期；適度な柔らかさや大きさになった食べ物のかたまりを、のどの奥（口腔）に送る時期
• 咽頭期；送られてきた食塊を更に食道に送り込む、ごっくんの時期

準備期から舌は食隗を作るために忙しく動いています。舌に力が入って運動できなければなりません。　　　　また食べ物を飲み込む寸前、舌のちからで口の奥の上あごが反射的に押されるのを実感できると思います。これらの動作でも分かるように、舌のちから（舌圧）はたいせつなのです！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（出典；藤島一郎著 嚥下障害のことがよくわかる本）

※ JMS社製舌圧計の場合は、平均の最大舌圧が30kPa未満を低舌圧とするようです。

舌圧測定データ表示用ソフトウエアがあります。詳細はメーカー専用サイトをご覧下さい。

人は個人差はあれど、高齢になれば足や腰などが弱くなったりして、日常の活動に制限が生じてきます。　　　その中で、自分の口から食べたり飲んだりすることが大きな楽しみとなります。　　　　　　　　　　　　　　いつまでもおいしい食生活を過ごして頂きたい気持ちを込めて、お口の情報サイトをご用意致しました。　　　一連の摂食機能でたいせつな、舌の役割を中心としたコンテンツとなっています。どうぞご覧下さい。　　　

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