代替となる産業を創出して欲しいと思うコラム
私の見解としては、たばこ工場の再稼働は諸手を挙げて喜べないのです。
ウクライナに平和な日常を取り戻してもらいたい。先ずはロシアの侵攻を止めるのが先決です。ナチスドイツがチェコに侵攻した時と同じで、負の歴史が繰り返されています。戦禍を被る兵士や住民たちが溢れ返っている。反面、侵攻の最中中国ではパラリンピックが開催されていました。パラリンピックは負傷兵のリハビリが起源とされるという。(*1)遣る瀬無い思いでいっぱいです。
両国の交渉も儘ならない現状です。けど世界の協調によって落としどころを見付けて、停戦協定が締結されるでしょう。
しかしそこからが重要だと思うのです。避難民が母国に戻って生活の糧として産業を再稼働させなければなりません。
たばこ産業はロシアとウクライナ両国にとって経済を支えるたいせつな産業のひとつです。特にロシアの侵攻を受けているウクライナから日本が輸入する農産物貿易の内、たばこは日本のシェア95.1%です。(*2)
実際にたばこ工場がどれだけダメージを受けているかは分かりません。もしかしたら再稼働が難しいかも知れません。
今まで≪健康おススメ情報≫の【喫煙】のカテゴリーの中で、禁煙することを訴え続けて来ました。健康を阻害するたばこがなくなればいいとさえ、今も思っています。喫煙によって社会に資する後方支援にはならないのです。そんなことを思っている私なので、ウクライナに向けて何とも複雑な心境に駆られているのです。
ではたばこの製造に代わる第二次産業はないものでしょうか?日本のたばこ会社が工場を移しての操業を継続する云々の問題ではありません。国際労働機関のWebサイトを見ても、なかなか代替えとなる産業は見付からないようです。農産物の葉たばこの生産量は中国がダントツの1位。ウクライナは日本よりも少ない75位です。だけど、たばこを製品化して輸出することは、ウクライナにとって国益となる産業です。たばこにまつわる昔からの既得権益が広がっていることでしょう。
他人事のような表現で恐縮なのですが、災い転じて福来るようなたばこ産業からの脱却を願っています。
【参考】
(*1)2022年3月13日 読売新聞 社説
(*2)農林水産省 2021年更新 ウクライナの農林水産概況
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2025プラスに認定されました。
【認定番号;20250759】
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2024プラスに認定されました。
【認定番号;20240639】
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