祖母の遺功をたいせつにしたいと思うコラム

もったいないから取って置く。

誰も否定できない祖母の価値観

無理して飲んでもイイことない!

今まで着用していた古い洋服やズボン、そして靴。ヨレヨレになったり、擦り減ったりします。見栄えも悪くなってきたから、そろそろ新調しようかと思います。
ところがせっかく新しいものを購入したにもかかわらず、着下ろししようか?それとももう少し我慢しようか??と迷ってしまうのです。「新しく買った意味がないじゃないか!」と家族ひあきれ顔されてしまうのです。

 ちょっとメモを取る時に重宝する、使い捨てのボールペン。ノベルティでもらったディスポのボールペンが、何本もペンホルダーに立ててある。中には受け取った時と同じ状態で、ビニール袋に入ったままの真新しいものも刺さっています。
メモを取ろうとする時に、いつも使っていたペンがなかなか見当たらないことってありますよね。どこかに置き忘れてしまったのか・・・。目の前にある別のペンを手に取って、ささっとメモ用紙の上を走らせればいい。けど、新しいボールペンを下ろすことを躊躇するのです。どうしても直ぐにメモらないといけない時は別だけど、やっぱり今まで使っていた相棒を徹底的に探してしまうのです。インクがまだ残っていたはずだよな~。使い切るのが当たり前だと思って止まない。

この 性分は、きっと祖母から授かったもの・・・。

 祖母はビールの愛飲家だった。
当時のビールはガラス瓶に入って売られていた。今と違って缶ビールがスタンダードでない時代だった。633ml入りの大瓶が主流でした。酒屋さんに空き瓶を持って行くと、保証金として¥5で買い取ってくれました。今もそのはずです。

祖母はビールが大好きだったけど、決して大酒飲みではありませんでした。毎晩ゆうげの食卓に添える食前酒としてのビール。敢えて理由を尋ねなかったのですが、コップ2杯までと決めて、しっかり守っていました。

そうなると、せっかく大瓶の栓を抜いたビールが余ることになる。
そこで祖母が取った行動とは、丸めた新聞紙をビール瓶の口に詰め克って、後生大事に冷蔵庫に仕舞って置くこと。
普通だったら、「残ったビールがもったいないから、全部飲んで空けてしまえ!」と余計で無茶な飲み方で流し込んでしまう。
だけどおばあちゃんは違っていた。翌日になって気の抜けたビールでも、にっこりしながら有り難そうにのどを潤していました。

厚生労働省が健康日本21(第三次)で発表した、生活習慣病のリスクを高める1日あたりの純アルコール摂取量を、男性で40g,女性で20g以上と定めています。(*1)
20gのアルコール摂取の目安として、5%のアルコールが含有されている250mlの缶ビール1本に相当する。(*)
だから、おばあちゃんの飲酒量はすごく健康的な飲酒量だったわけです。身の丈に合わせてお酒を楽しんでいたのでしょうね。これこそ健康的なお酒と言えるのです。
栓を抜いて時間が経ったビールは、味や風味が抜けてしまって不味いはずです。いくら新聞紙で栓をしたからといっても焼け石に水。それでもそんな保存方法を続けていたおばあちゃん。

何故でしょうか?

今はスーパーマーケットのお酒コーナーに、缶に入ったお酒が所狭しと並んでいる時代。いろいろな量のビールや酎ハイ等があります。缶ビールの最小サイズは135ml。ほぼコップ1杯に相当する。祖母にもちょうどいい飲みきりサイズだ。当時お手頃サイズが売られていたら、毎晩開けたばかりのビールを楽しめたはず。ビールと同様、ビン入りワインが当たり前ですが、このところ飲み切りサイズの缶入りワインが人気だとか。(*2)

もしも今、ミニ缶ビールを晩酌に勧めたら、祖母はどんな顔をして何と答えてくれるでしょうか?残念ながら想像することしか出来ません。毎晩栓を開けたばかりのビールを、自分のルールで飲めるのですよ、おばあちゃん・・・。恥ずかしいような遠慮気味な表情を浮かべることでしょう。

そして断言できることがある。
明治生まれの祖母が残してくれた、“もったいない”の精神。そして自分の身を十分わきまえた自制の心。健気で純粋な価値観によって創られた、私たちへの遺功です。

 

                                                                            【出典】
                      (*1)厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」

                      (*2)2024年5月25日読売新聞 経済面 お手軽「缶ワイン」存在感

                                                                            (*)健検公式テキスト増補改訂第2版 よい飲酒、悪い飲酒 から算出                                                                                

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健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
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経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

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健康マスター普及認定講師更新
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