運動習慣を身に付けたい中高年におススメのコラム

ジョギングとの出会い

自分に合った踊り場のある階段

ジョギング習慣を与えてくれた    小金井公園のこみち

 今回はおおよそ17年前にジョギングと出会った時のお話です。

 先日  ≪たばこのけむりってPM2.5です。という記事をお届けしました。正直申しまして、私はたばこを吸う習慣がありました。大した運動もしないので、身長170cmの割にはからだが重かった。80Kg超はありましたね。暴飲暴食で完全なメタボ体形でした。周りの景色が黄色く見えたり、暑くもないのに汗をかいたりといった自覚症状があったのです。

医療機器に携わっていたくせに、自分の健康には無関心でした。健康への行動変容なんて上の空って感じだったのです。素人考えで「肝臓に脂肪が纏わり付いて、結構ガタがきているだろうな」。と、他人事のように思っていました。

その頃、妻がウォーキングを始めて1ヶ月ほど経っていました。炊事中の後ろ姿から、疑いもなくスリムになっているのが見て取れたのです。
ウォーキングのダイエット効果が、しっかりと表れていました。

ある天気の良い日曜日。ちょうど暇だったので、彼女に軽くお付き合い程度で、自宅近くの小金井公園に行きました。
先ずは準備体操を。しっかりとジャンプすることも久しぶり。すぐにめまいが来た。足が地に付いていないような感覚に襲われた。
あれっ!?何かおかしいな・・・。と思いながら、園内のいこいの広場(外周約1.2Km)を軽くジョギングしようと走り始めた。数10メートル続けて走るのがやっと。4回くらい休まないと一回りできないのです。
小学生の頃からスポーツには自信があったし、陸上競技やバスケットボール部員だったので、その時は愕然としました。

からだの変調に気付いて運動不足と実感した私は・・・、                      1,とにかく毎週1度はこの公園に来る。
(ウォーキング?いや散歩程度で良し;有酸素運動)
2,深呼吸(末梢血管を広げる呼吸法)しながら準備体操する。
(ストレッチ;柔軟運動)
3,いこいの広場を3回くらい休みながらスロージョギングする。
(再び有酸素運動)
と即決しました。

今思えば、あそこまで不摂生な生活習慣だったのに、よくもハードルの高い運動メニューを自分に課したものだなぁと感心しています。
けど、あの時に味わったからだの異常を、強烈に感じ取れたことが行動変容につながったのではないでしょうか。

その後、自分で作った下記のメニューを、階段を登るようにすこしずつ、からだに負荷を与え始めたのです。

⑴  いこいの広場を休まないで1周ジョギングする。                         ⑵  それを2周,3周と増やしていく。                               ⑶  いこいの広場からSL展示場やわんぱく広場 ~ ユーカリ広場 ~ つつじ山広場へと足を延ばす。
⑷  公園の敷地(外周約5Km)を、休んでもいいから1周してみる。

このような目標を実行に移してから数か月経った頃、汗を流すことがなんて気持の良いことなんだろうと思い始めたのです!!
気持ちの良さから嬉しさが加わって来た!
物事は楽しまないと継続しないと、つくづく実感しました。

趣味でマラソン大会に出て完走できたことでも、私のように単純にすがすがしい体験を期待してもいいです。運動のあと、自分にうれしいことが待っていて、それぞれが満足できればそれで良しなのです。
仕事が終わって皇居の周りを走る有志たち。「仕事したあとなのに、なぜ走るのですか?」と質問されたメンバーたちは「走ったあとに飲む一杯のビールのため」。という新聞記事を読んだことがあります。
是非みなさんも、運動したあとに自分がうれしくなることを見付けて下さいね。

みなさんもご承知のことですが、敢えてもう一度言わせて下さい。                        物事は継続しなければ結果が見えてこない。「継続は力なり」です。
「今の自分に合った運動を続ければ、そのうち何かが起こるだろう」という軽い気持ちで、それを継続できることから始めてみる。たった10分間からだを動かしてみるという『+10』を実行するのもよろしいですね。そうすると自分だけではなく、社会全体の実現可能性(フィージビリティ)が高まると思うのです。(*)
自分が「よし!ここまではできるようになったぞ!さてと、次のステップに上りましょう」。という気持ちになるまで、必要以上に欲張らなくてもいい。次の階段を登るまでの踊り場の長さを気にする必要はないのです!

自分に合った踊り場のある階段を少しずつ上る。 

自分が決めたことをこつこつと続けていくうちに、もっとジョギングが止められなくなる出来事が起こったのです。

【つづく】

 

                             【出典】
                              (*)健検公式テキスト 増補改訂版 身体活動量を増やす

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
新しいエンブレムを受領しました。
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