人生100年時代の生活習慣を考える

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納得の最期を迎えたいと思う中高年の方々におススメのコラム

こころも落ち着く「緩和ケア」

「喪失」から来る「つらさ」を何で補いましょうか?

特に女性ならば花に囲まれて友達とお話しするのが       一番こころが和むことなのかも知れません。

21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21(二次))が掲げている、生活習慣の改善の中には「休養」の項目があります。今回は生活習慣病に罹ってしまった方々にとって、日々こころが落ち着いて、支えられて生活を送ることを『こころの休養』としてお話しさせて頂きます。(少し暗い内容になっているかも知れませんが、ご勘弁下さい。)

高齢者の精神状態で「喪失」に係る特徴はおよそ5つあります。

  1. 身体的な喪失;体力の低下,抵抗力の衰え 等
  2. 精神的な喪失;認知症やロコモなどによる自立性の低下 等
  3. 社会的な喪失;現役からの引退,退職による社会的地位の亡失 等
  4. 経済的な喪失;年金に頼る生活が中心となり収入が固定される。医療・介護費が増える 等
  5. 人間関係の変化と喪失;配偶者や近親者との死別 等  (参考;真野 俊樹 健康マーケティング)

​これらの特性は「つらさ」という感情が伴うと思うのです。

治療方法や医療機器の進歩や早期発見早期治療によって、がんは昔に比べれば(がんの種類や進行度などにも因ると思いますが)、必ず近い内に死がやって来るのではなく、より延命の可能性に期待できる疾患に変わったような印象を持ちます。しかし病態の進行や転移という恐怖と向き合わないとならないでしょう。苦しい治療にも耐えなければなりません。「つらい」のは明白です。

生活習慣病は生活習慣がその発症や進行に関与する疾患群です。がんだけでなく循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病に罹ってしまうと、二次予防~三次予防へと長期的に係って行かなければなりません。循環器疾患では心不全(心臓の機能が低下することで全身に血液が送れなくなり、弁膜症,心筋梗塞,不整脈などの心臓病になる段階)の進行と、糖尿病ではその代表的な合併症(糖尿病性神経障害,糖尿病性網膜症,糖尿病性腎疾患)などを併発して悪化する場合が少なくありません。入退院を繰り返して行くにつれて、徐々に様態が悪くなる傾向があるのです。

私は「緩和ケア」というアプローチを受ける人は末期がん患者と思っていました。世界保健機関(WHO)は、緩和ケアの対象は「生死を脅かす疾患に直面している患者さんとその家族」で、定義は「痛みなどの身体的なつらさに加えて、精神的,社会的,経済的なつらさを早期に見出して和らげるケア」としています。

日本の健康事情として、厚生労働省が公表したH26年人口動態統計の年間推計によると、死因の62%が生活習慣病によるのです。自分が納得して終焉を迎えるには、上記の「喪失」による「つらさ」の内、自分は何を受け入れて、残された人生をどう生きて行くかが大切だと思います。手術すれば良くなる可能性が高まると言われても、長い間受けて来た治療による痛い思いはもうしたくない!それよりも友達や家族と一緒に過ごす時間が欲しい。ありふれた日常生活を送ることが出来れば、少しの痛み(身体的つらさ)よりも不安(精神的つらさ)から解放されればそれでいい。自分自身が優先することに対して納得できれば一番良いのではないでしょうか?自分の生き方に合意するためのサポートとして、緩和ケアは大切だと強く思うのです。

国はこの緩和ケアの重要性を受け止めて、この4月からがんだけでなく心不全に対する緩和ケアにも保険適用の範囲を拡げました。

私の勝手な希望なのですが、将来は『生活習慣病の緩和ケア』が広がれば良いなぁと思っています。

参考;読売新聞 H30年11月26日号 安心の設計より

代表のプロフィール

岡本代表

資格・認定

☆1986年 中学校教諭免許(理科)取得
              第18382号
☆同年 高等学校教諭免許(理科)取得
              第19458号
☆2015年 MDIC認定取得
          第MDIC020281号
☆2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得

                                      No.E0100390
☆2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
                第4502291800001号
☆同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届出
☆2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
☆同年認知症サポーター養成講座受講

 

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

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