個人個人が得意なことを生かした協同活動はたのしい。
「学校・教育展」という展示会参加した時のことです。
国際間のコミュニケーション作りに役立つ英語教育や、IT社会に適応するためのプログラミング関連の教材が、所狭しと展示されていました。
私の小学校の教科といえば「国語」「算数」「理科」「社会」「音楽」「図画工作」「体育」 「家庭」「道徳」だった。
改めて教育指導要領を確かめてみました。上記9科目の他、「外国語活動」と「総合的な学習の時間」が追加されていた。英語教育についてはメディアで取り上げられていたので、それなりに予備知識はありました。けど、後者については認識が浅かった。
この「総合的な学習の時間」、いわゆる『総合学習』。
目まぐるしく変化する現代社会に対応するために、他の教科と組み合わせることによって、さまざまな問題を解決する能力を養う時間なのです。実際は小学3年生から始まり、授業時数は音楽,図工,家庭よりも多い70時間となっています。
2020年度からの小学校新学習指導要領に、運動や健康の課題解決学習が盛り込まれました。
広島市の公立小学校では「健康」になるための教育カリキュラムを独自に開発しています。この学校は元々健康教育の歴史があり、運動,からだの成長,食生活などを自然な流れで関連付けています。
例えば・・・、
さまざまな問題提起が可能です。いろいろ考案できますよね。
6年時には地域の健康増進策まで考察します。まるで健康への案内書を綴っているようですね。
ここでひとつ大切なのは、子どもたちに主体的に取り組ませることです。
先に列挙した問題は授業時間でのこと。せっかくなので休み時間も有効活用したいですね。 その事例が北ヨーロッパにあるようです。
北欧の冬は極寒の土地柄で、休み時間に外に出てからだを動かす機会が少なくなる。 そこでフィンランドでは運動を促す係り(総称;ムーバー)がクラスメイトに声を掛けて、進んで外に出て遊ぶように誘い出すのだそうです。このムーバーは志願制であるというところを忘れてはいけません。
特に休む時間の長いお昼休みは、同学年のクラスだけでなく、下級生や上級生との交流の場として校庭や体育館を活用する。時間は短めですがちょうどクラブ活動のような時を過ごせるでしょう。
このような授業中の総合学習や休み時間のムーバーの取り組みは、大人が子どもに時間を与えてはいますが、その時間の主役は子どもたちであって、自主性に任されています。
大人たちが心掛ける、企業・職域・地域での「健康」の伝え方や拡げ方に共通する試みです。
【出典】
2019年2月22日 読売新聞 くらし 教育
2019年6月6日 同紙 ~連載 「考える体育」
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2025プラスに認定されました。
【認定番号;20250759】
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2024プラスに認定されました。
【認定番号;20240639】
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