34年前の8月12日は日航ジャンボ機が御巣鷹の尾根に墜落した日です。 改めて亡くなられた520名の方々のご冥福をお祈りします。 確か事故原因は圧力隔壁の金属疲労による破壊だった。その誘因は当時の乗務員による人為的ミスではありません。 なのに航空会社の不祥事はあとを絶ちません。 搭乗日の昼食の際、乗務員が誤って日本酒をひと口飲んでしまったとか、責任感がまったく感じ取れない理由で業務交代したり、次の日にお酒が残る、いわゆる二日酔い状態の副操縦士が乗務しようとしていたことが発覚しています。 また乗務員が起こしたトラブルではありませんが、乗客が機内で酒に酔って暴れ出し、出発時刻が遅延して他の乗客に迷惑を掛けたというニュースも聞きます。
飛行機はおよそ1万メートル上空を飛行していて、機外から空気を取り入れて気圧を調整している。 全体的に気圧が低く、それに伴って機内の空気に含まれる酸素分圧も下がっている。1回の呼吸で体内に摂り込まれる酸素の量も2割ほど減る計算になるそうです。 渡航医学の先生が自らパルスオキシメータ(体内の血液中に含まれる酸素の割合を測定する機器)を装着して測定したデータでも、フライト中の酸素飽和度が飲酒によって低酸素危険レベルに達していることが裏付けられています。 二日酔いは生理的に処理できないアルコールを摂取している状態です。アルコールの分解に必要な酸素量が、いつも生活している場所よりも少なくなっているのが機内の環境なのです。 またアルコールの摂取でからだは脱水状態となります。 血液ドロドロで脚の静脈にできた血栓(血の塊り)が、肺の動脈などに流れ着いて血流を止めてしまう 「エコノミークラス症候群」は、単純にエコノミークラスで発症すると思いがちですが、他の座席クラスのでも起こり得ることから、≪旅行者血栓症≫という病名が適当であるという。(*1)
『旅行』とは「人が他の地方に移動すること」です。(*2) 乗務員も業務遂行するための出張旅行者です。しかも様々な目的を持つ旅行者の安全を守る義務があるのです。乗務員の二日酔いに関しては、更に規制を強化すべきではないでしょうか? 私も正直、二日酔いの辛さを何度も経験しています。自業自得なのですが、自分の首を絞めるに止まらず、他人の首も絞めてしまうのは決して許されません。
二日酔いになるほど飲まずに適量を楽しみましょう。 お酒も生活習慣病の予防に一役買ってくれます。(お酒だってからだに良いことがある)
今回はビールに含まれるホップの苦み成分が、認知症予防に期待できることも付け加えておきましょう。
出典;(*1)葉石かおり著 最高の飲み方
(*2);広辞苑 第六版
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
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