昔々ステーキが一般的な料理になかった、中高年におススメのコラム

日本の食文化に救われている

赤肉の摂り過ぎに気を付けましょう

赤肉の代表格「牛ランプ肉」

日本人が好む「霜降り肉」

食品の【あぶら】は漢字で『脂』と『油』で表されます。常温で固まる『脂』と固まらない『油』です。 どちらもバランス良く摂取することが大切です。今回は『脂』に関するお話しです。

マグロは大トロ,中トロ,赤身など、脂の乗り具合が異なる部位のおかげで、1種類の魚から複数の味や食感を楽しむことができます。                                   動物の食用肉にも同じちがいがありますよね。脂身,霜降り,赤身などです。霜降りは赤身に脂が混じることで日本人が好む肉質になっています。すきやきにするとたいへん美味しいですよね。

時代の流れとともに、一般的に好まれる食べ方(メニュー)が変わります。              日本人は食生活に於いても欧米化が進んで久しいです。「食肉加工品」(ハムやベーコンなど)は極普通に日常の食卓に登ります。そして「赤肉」と呼ばれる部位もステーキや炒め物などでよく食べられます。  しかし、はっきりとした因果関係は分かっていないのですが、消化に伴う代謝物の影響で大腸がんのリスクが高まってしまいます。(※1)                                       そこで2007年改訂された世界がん研究基金と米国研究協会の報告では、赤肉の摂取量を週に500g未満にすることを推奨しています。(※2)

下の表は成人40歳からの年齢別肉類摂取量です。赤肉に限定した数値ではないのでそれほど心配することはなさそうです。

一人一日当たりの平均値
40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 80歳以上
115.0g 105.2g 92.4g 75.3g 63.0g

平成29年国民健康・栄養調査結果 食品群別摂取量から抜粋・改編

 

食文化のちがいで摂取する肉質も変わります。食べ方やメニューにもよりますが、欧米諸国は赤肉を好み、日本は脂身が混じった霜降り肉が人気です。この傾向も日本の食文化の表れなのかも知れません。

食材が元々持っている性質を都合に応じて変える、いわゆる品種改良するために交配を重ねることは伝統的な手法です。くだものや野菜でよく使われますね。食肉の場合、それとは異なった方法で品質を変えているようです。家畜の牛や豚は各産地がブランド化のために、与える飼料の量や質を工夫しています。

こんな実例があります。日本は食用馬を食べる文化があります。熊本県はその代表的な地域です。私が生まれ育った長野県でも、スーパーマーケットでよく売られていたのを憶えています。           馬肉は「馬刺し」として刺身で食べることが多い。                         実は赤肉の多い外国産の食用馬を生きたまま日本国内に輸入して、特別な飼料を与えて脂身(サシ)の入った肉質に替えて消費者に提供しています。食文化のちがいもあって、クジラの件と同様に動物愛護団体が発端となって、倫理面からクレームが付いているのも事実ですが・・・。(参考;2019年10月8日 読売新聞)

一日の生活エネルギーの源を炭水化物に頼り気味の中高年の方々に、身体的フレイル予防としてタンパク質を摂ることが勧められています。タンパク質という栄養素を「肉」に求める場合は、過剰な摂取で大腸が
のリスクが高くなる「赤肉」には注意しましょう。

 

               【出典】
                
(※1)(※2);「健検公式テキスト 増補改訂版 がんのリスクを下げる➂」

サイドメニュー

代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
新しいエンブレムを受領しました。
【健康わくわくサイト】
健康リテラシーに貢献します!
株式会社SOilyは
医療機器情報コミニュケ―タ
スタッフで運営されています
株式会社SOilyは
スマート・ライフ・ プロジェクト
に参画しています
株式会社SOilyはスポーツ庁   Sport in Projectに賛同します。
高度管理医療機器販売・貸与業に関わる
「医療機器販売・貸与営業所管理者継続的講習」を修了しました。
高度管理医療機器販売・貸与業の許可を更新しました。

株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2024プラスに認定されました。
認定番号;20240639

株式会社SOilyは令和3年度東京都スポーツ推進企業に認定されました。
株式会社SOilyは昨年に引き続き、令和4年度東京都スポーツ推進企業に認定されました。
株式会社SOilyは令和5年度東京都スポーツ推進企業に認定されました。
(3年連続)
株式会社SOilyは3年連続で
令和5年度の東京都スポーツ推進企業に認定されました。
株式会社SOilyの代表が
「西東京市デジタル指導士」に認定されました。
株式会社SOilyは西東京市健康応援団に加入しました!
西東京市フレイルサポーター研修を修了しました。
【健康わくわくサイト】運営者が、
青梅マラソン2023に参加しました!
≪健康おススメ情報≫ が投稿したダイジェスト記事はこちらから。

≪健康おススメ情報≫は松本ヘルス・ラボの《健康コラム》とリンクしています!

《つかプーフィッシング》
2024年4月営業スケジュール表


カラーの日が営業日です。
健康わくわくサイトは錦鯉の釣り堀施設
《つかプーフィッシング》を応援中!

お問合せはこちら

お電話でのお問合せはこちら

070-4541-3747

メールでのお問合せは24時間受け付けております。 お気軽にご連絡ください。
     
※ 回答にお時間を頂く場合がありますのでご了承ください。