運動の恩恵はからだの内と外、そして人との係わりにも表れると実感したコラム

≪指輪っか≫で囲めないふくらはぎ

労働力を支えるたくましさ

  ≪指輪っか≫のイラストが印象的な  
西東京市フレイルサポーターのユニフォーム

シニア向けeスポーツをサポートしています。

今までジョギングを支えてくれた私の両脚。
敢えて気に掛けていなかった。ところが≪指輪っかテスト≫ で囲むことができないふくらはぎの太さに目が留まり、新しい事業に参加できるようになったのです。思いも寄らないジョギング効果に感心してしまったのです。

私が高齢者をお連れする介護フロアは2階です。さすがに階段を登って2階までは危険。そもそも運動機能の衰えが顕著なので登ることは辛い。

だから施設の正面玄関からエレベーターまで、どのようにしてお連れするか?二つに一つを選ぶ時がある。手を引いたり歩行器を使ったりしながらも、自分の脚で歩いてもらうか?それとも車椅子に乗って頂くか?
出来るものなら、リハビリも兼ねて歩いてもらいたいと常々思っています。

そう気を配っても、程度はどうあれ心身の活力は加齢と共に衰えて来る。からだ全体も「やせ」の状態になっていくのが見て取れる。歩幅が狭くなってちょこちょこ歩く様子は、典型的な歩行能力が減退した表われだと思う。ズボンの上からでも脚の細さが窺われる。正直言って暗い気持ちになってしまいます。

然るに健康なうちにからだを鍛えておくことが肝要です。5年後10年後のからだがどんな状態になるのか?命運が尽きるか否かは、今現在の生活習慣が土台となって決まる。そう肝に銘じるのです。「まさか自分がこんな状態になってしまうなんて・・・。」と、落胆したつぶやきを何度耳にしたか分かりません。高齢者自身の悔恨の情が伝わって来るような、決まり文句にしたくありませんよね。

今年のゴールデンウィークを持って、ジョギング歴17年目を迎えます。加えて、現居住地域の移動手段は大抵徒歩と決めています。だから特別意識したわけでもなく、ふくらはぎが太くなりました。

サルコペニア(筋肉の量が急に減ってしまう状態)になると運動機能だけでなく、感染症や動脈硬化を引き起こす可能性も高くなってしまいます。(*1)

このサルコペニアはフレイル(虚弱)の状態と相互関係にあると言っても良い。だから私の在住している西東京市では、サルコペニアに注意を促す大勢のフレイルサポーターが活躍しています。
フレイルサポーターがシニア世代を対象としてフレイルチェックする項目は幾つかあります。その中で脚、特にふくらはぎの筋肉量が少なくなっているか否か?を 調べる ≪指輪っかテスト≫ があります。

≪指輪っかテスト≫ の方法は・・・、

  • 先ず椅子に座って膝を垂直に曲げ、足の裏全体を床に置く。
  • そして効き脚でない方(軸足)のふくらはぎの一番太い部位を、両手の親指と人差し指で輪(指輪っか)を作るように囲むのです。

指輪っかで囲むことができないふくらはぎの太さなら、サルコペニアの傾向は低い。ところが容易に囲むことができるようになるようになると、サルコペニアの疑いは高くなってくる。挙句の果てに指輪っかと脚の間にすき間が出来てしまうと筋肉量が少ない証拠です。輪っかを作ったまま上下に動かすことが出来てしまうと、尚更さのかもしれません。そんな状態が続けば、その内に歩けなくなってしまうことが危惧されるのです。運動量が減ることによる末路は想像するに容易いでしょう。(*2)

幸いにも私は指輪っかでふくらはぎを囲むことができません。
私のふくらはぎは太いのです!(笑)

ただの肉厚ではなく、力こぶがしっかりと浮出るふくらはぎは、“頑丈”とか“たくましい”という印象を人に与えるのかもしれません。
そんなふくらはぎなら、きっと重労働にも耐えられる健脚だろう。そこで、ある業務を任せたいと声を掛けてくれたのです。淡水魚の養殖業を営んでいる友人が、そう打ち明けてくれたのです。

ある業務とは、ファミリー向けの釣り堀施設の運営です!
釣り堀と言っても、旧市民プールを再利用した施設です。広いプールサイドをお客様のサポートで動き回ります。フィッシング初心者のファミリーも多い。我々の釣り堀施設では、エサの付け方や釣り竿の動かすタイミングのご案内、釣り上げた時の釣り針外しのお手伝いなど、出来るだけ手厚いサービスを心掛けています。

50メートルプールの向こう側で、魚釣りに不慣れなママさんやキッズたちが、ぎこちない様相で釣り糸を垂らしている。ヒットした錦鯉を何とか釣り上げたまでは良かったけど、口から針を外せなくてアタフタしている。そんな光景を見るや否や、反対側にダッシュしてサポートするのです。たいせつな業務のひとつです。口の奥まで針を飲み込んでしまったら、針を外すには一苦労します。ちょっとしたコツや “馴れ” が必要です。他に釣り糸がおまつり状態になって、代替の釣り竿をお持ちする等々のフォローで歩き回るのです。

只でさえ広いプールサイドを縦横無尽に行動するには、しっかりとした脚力が必要です。
そのニーズに我がふくらはぎが応えてくれるだろうと見込んでもらえたのでしょう。

アクティブな業務内容を熟知している方のお眼鏡に適ったのです。

 

                         【出典】
                         (*1)健検公式テキスト増補改訂第二版 注目が集まる筋トレの効果
                         (*2)
西東京市Web やってみよう!指輪っかテスト

埼玉県蕨市の市民プール「塚越プール」を再利用した釣り堀施設
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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
新しいエンブレムを受領しました。
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