ノンアルコール飲料を未成年者に推奨・引誘しているのではありません。
都内で電車に乗っていると、紙媒体の広告がめっきり減ったことに気が付く。商品CMの他に、クイズ形式のイメージ広告やTARIN TVなど、ディスプレイで動画が映されています。先日久々にビールの中吊り広告が目に飛び込んできた。商品名の横に「ノンアルコール」と書かれていた。さらに目を配ると、こんな文言が明記されていた。
「この商品はお酒ではありません。当商品は20歳以上の方の飲用を想定して開発されました。」
どうしてこんな但し書きを、わざわざ追記しているのだろう?そう疑問に思った。
しかも「※食品表示基準による」とも書いてある。
国税庁他、酒類に関する団体が広告基準を定めているようです。
その中で、酒類の広告審査委員会が、ノンアルコール飲料に関する広告・宣伝について自主基準を設けています。(*)
「ノンアルコール飲料の定義」に上記の断わり書きがしっかり書かれていた。
他に幾つもの細かな基準事項が列挙されています。
細かなことはさておき、20歳未満の健康にも配慮した、飲酒防止を目標にした措置であることは分かり切っています。
20歳以上の者の飲用を想定して開発されたビールテイストのノンアルコール飲料。だから苦み走った味わいをそのまま残しています。大人好みの苦みと喉越しが真正のビールを彷彿とされる。本物のビールを飲んでいる気分にさせてくれるのがメーカーの謳い文句です。
好奇心旺盛な未成年者にノンアル飲料を飲ませたら、その内に本物のアルコール飲料を飲みたくなってしまいそうだから、始めから飲ませない方がよい。ノンアルコールでも未成年者にビールテイストの飲み物を口にさせたくない。それが大人の心情と推察します。からだの発育,健康を思えば当たり前です。けど、子どもの立場の物言いとして、大人の “言い分” と表わしたくなってしまうのはダメなことでしょうか。
ノンアル飲料を飲んでも法律違反にはならないですよね。アルコールの程度はどうあれ、お酒がからだには宜しいとは言い切れません。けどアルコールの含有量が0.00%なのがノンアルコール飲料です。だから飲み過ぎなければ、からだには有害とは言えないはずです。
未成年者自身はどう思っているのでしょうか?
おいしい!のどが渇いたときのノンアルビールは最高だ!と、敢えてノンアル飲料をチョイスするでしょうか?否、しないと思うのです。
そうならないように「口に合わない」「不味い!」というすり込み感情を持たせること。未成年の頃に体感した記憶。苦くて不味い思い出。
大人になっても節酒を狙った方策として、未成年期に体験した苦くて不味い記憶が刻まれる。成年になっても節酒に功を奏するかもしれない発想は、甚だ軽率で短絡的な考えしょうか?
ビールテイストを筆頭にしたノンアルコール飲料。甘くなく苦くて不味い印象を深く植え付けると、お酒を進んで飲みたいとは思わなくなる。そうすれば、飲酒自体を控えることにつながってもらえるかな?
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大人が危惧していたことが、返ってお酒から距離を置く、良い方向に向かうのかもしれません。現実的ではなさそうですが、そう思ったりするわけです。
戦中子どもたちが教え込まれていた国家主義的教育。反米,鬼畜米兵の教え。敗戦後、日本に米軍が進駐してきた。戦時中の教義ががらりと変わり、果たして子どもたちがその激変に耐え得ることが出来るのだろうか?大人たちは気がかりで仕方なかった。だけど蓋を開けてみたら、その憂いとは異なっていた。新しい世の中にたくましく順応していたのは大人たちではなく、むしろ子どもたちだったのかもしれません。
昭和の時代と違って、20歳を過ぎたZ世代でさえ、概してお酒に興じる習慣が薄れている気運を感じる。飲酒に対して冷めた視線を送っていると思うのです。二日酔い、グダグダ状態の時間の過ごし方はもったいないと。
だから大人の心配を他所に、特にお酒を飲みたいなんて思わない。今の未成年者たちの価値観は、現代社会のトレンドにしっかり乗っているのではないでしょうか。
時折、小学校の頃の給食の時間を思い出す。もう脱脂粉乳を口にするのは懲り懲りと思えてならない私です。けど今の自分を創ってくれた恩恵の念は、しっかりと根を下ろしています。
【出典】
(*)酒類の広告審査委員会Webサイト ノンアルコール飲料関係
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健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2024プラスに認定されました。
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