今日で関東地方も梅雨入りでしょうか?ムシムシする季節が明ければ、真夏の暑さがやって来ます。汗を掻く季節なのでからだが脱水状態になり易いです。脱水はからだから水分が無くなっていくこと。水分と一緒にビタミンやミネラルなども不足して「脱水症」になってしまいます。
脱水によって血液ドロドロになって血のかたまり(血栓)が形成される場合があります。もともと動脈硬化が進んでいて血管が細くなっているところに、たまたま血栓が引っ掛かって、血液が流れなくなってしまう。流れなくなれば、その先にある組織(細胞)に酸素や栄養分が運ばれなくなって死んでしまいます。どこの血管が詰まるかによって、脳梗塞や心筋梗塞などのたいへん重い病気になってしまうわけです。なので、脱水状態にならないように予防することは大切です。
厄介なのは自分が脱水状態になっていることが判らない場合です。運動などで自分が汗を掻いていれば、脱水状態を悪化させないために、スポーツドリンクなどで水分やミネラルなどを補給できます。しかし、人間は絶えず皮膚にある汗腺から水分を放出しています。体温調節のためだけでなく、緊張や興奮したりするときも汗を掻きます。「焦って冷や汗を掻いた」なんて言いますよね。汗を出す汗腺という器官にはエクリン腺とアポクリン腺があります。前者は主に体温調節が主な役目です。後者はもともとフェロモンを分泌するために作られた器官という説があります。足の裏にはエクリン腺が通常皮膚の3倍もある。一晩寝ている間だけでも約コップ1杯分(200㎖)の汗を掻きます。のどが渇いたと実感しなくてもからだは渇いているのです。このように知らず知らずにからだから水分が抜けているのです。(出典;友野なお著 きょうの睡眠ダイエット)
話しは替わりますが、ケガをした時にかさぶたができますね。このかさぶたができるまでには、いくつかの段階があります。血の塊りになる最終段階でフィブリンというタンパク質ができます。このフィブリンだけを標的として分解してくれる、「ナットウキナーゼ」という酵素があります。この働きによって血栓を作らないようにします。血栓対策として脱水状態にならないように水分補給することも大切ですが、フィブリンを分解,溶かすことも予防策なのです。
ナットウキナーゼはその名前からも想像できる通り、「納豆」に多く含まれています。私は血栓を作らないためには、水分を適度に摂ることは勿論のこと、納豆を多く食べることが効果抜群なんだなと思っていました。しかし、納豆には血液を固まらせる成分の「ビタミンK2」も含まれている。よってビタミンK2を除いたサプリメントを摂取することがおススメとのことでした。(参考;血栓予防啓発シンポジウム 東京医科大学健康推進スポーツ医学分野 浜岡主任教授)
血栓症(脳梗塞や心筋梗塞)を防ぐためには血栓を作らせないようにするだけでなく、その引き金となる動脈硬化にならないようにすることも大切です。しなやかで若々しい血管を維持したいのは言うまでもありません。血管年齢については、「○○年齢っていろいろあります」でお知らせしています。今回のシンポジウムでも血管年齢測定サービスを実施していました。
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
お電話でのお問合せはこちら
メールでのお問合せは24時間受け付けております。 お気軽にご連絡ください。
※ 回答にお時間を頂く場合がありますのでご了承ください。