からだは筋肉がないと動きません。 身体活動・運動と健康に重要な有酸素運動,筋肉トレ―ニング,柔軟運動,複合トレーニングは、脚や腕、胴体など各部位に筋肉が付いていないと実践できませんよね。 みなさんも一度は聞いたことがある代表的な筋肉を5つ上げてみましょう。
筋肉の減少は代表的な生活習慣病である糖尿病と関係しています。もともと筋肉量は20歳から減少し始め70歳では半分になってしまいます。(*1) 糖尿病はインスリンというホルモンの働きが悪くなって、血糖値が高いままの状態が続く病気です。 このインスリンのおかげで高血糖が抑えられるのですが、その他にたんぱく質が分解されてできたアミノ酸を筋肉に供給する役目も担っているのです。なので糖尿病になると筋肉量に悪影響を及ぼすリスクが高まるのです。(*2) 筋肉が減れば筋力も低下して 「サルコペニア」という状態になり、からだが弱ってしまいます。 弱くなれば運動できなくなる。運動できなくなれば筋肉も更に減ってくる。まさに負のスパイラルに陥ってしまいます。
そこで糖尿病の予防のひとつとしてバランスの良い食事がおススメです。 運動に欠かせない筋肉に必要なアミノ酸を、肉類など良質なたんぱく質で補給しましょう。 もうひとつたいせつなのが、筋肉量を減らさないための運動、「レジスタンス運動」いわゆる『筋トレ』の実践です。 「筋トレ」 = 「筋肉を鍛える」=「太い筋肉をガッチリ身に付ける」と連想しがちですよね。もちろん程度はあれ、このこともたいせつです。それに加えて筋肉を動かす神経の働きを改善することも目的のひとつです。(*2)筋骨隆隆だけが能ではないのです。
日常生活の中で筋トレの代表格ともいえる「スクワット運動」に似た動作ってありますか? 話しは外れますが、和式トイレを利用する動作はたいへんゆっくりとしたスクワット1回分みたい。 生活習慣の欧米化,来日外国人の増加,関節障害のある中高年の増加などで、和式トイレが少なくなっています。国は公立小中高の和式トイレを洋式に換える動きを加速させるようです。災害で避難場所になるので、高齢者への配慮が大きな理由のひとつです。(*3) やっぱり総合的にからだを動かすお掃除ですかね!? 北京オリンピックで金メダル獲得に貢献した女子ソフトボールの上野選手は、緊急事態宣言発令からトレーニング以外では家の掃除ばかりしていたそうですよ。(*4) (関連コラム;お掃除を柔軟運動や筋トレに代えちゃいましょう)
【出典】
(*1)健康マスター普及認定講師e-ライニング講座Ⅰ 筋肉がないと長生きができない
(*2)健検公式テキスト増補改訂版 レジスタンス運動①
(*3)2018年11月7日 読売新聞
(*4)2020年6月4日 同紙
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
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