からだの具合が悪ければ、楽しく安心した生活を送ることはできません。ところが気の緩みやだらしない生活を続けたりして健康を害してしまいます。生きるものはケガを負うこともあれば病気にも罹ってしまう。持病を持っている人は新型コロナ感染症の重症化を招く傾向があるので、予防のために生活習慣の改善が求められています。
先ず体調管理や予防接種などで病気を未然に防ぎます。今新型コロナウイルス感染症に関するニュースで「免疫」とか「ワクチン」ということばをよく見聞きします。感染症の場合は、外部から侵入するウイルスから身を守るための防衛隊を体内に配備します。
ところがこの「一次予防」という防御線が破られてしまったら、病気の早期発見と健康状態の悪化(合併症の進展など)を早期に治療する「二次予防」で対抗するのです。(*1)
おとなのからだを作るために欠かせないのが成長ホルモン。このホルモンは成長期だけではなく、年を取ってもからだの疲れや傷付いた筋肉などを修復してくれる役目も担っています。
(*2)
現代はビルや橋などの建築物も自らを修復する時代です。建物の資材に使われるコンクリートの中に特殊な細菌を混ぜ込んで置く。老朽化などでひびが入ったところから水が浸み込むと、その細菌が活性化して炭酸カルシウムを作り出して補強するのです。(*3)生体に備わっている自己回復力と同じ、まるで無機物にも命を与えているようですね。
骨だって破骨細胞と造骨細胞のバランスが保たれて強い骨格が維持されます。
人間には全身疾患だけでなく、「歯」に対しての優れた二次予防の機能も備わっています。
たとえば、口腔内に分泌される唾液には下記のような効能があります。(*4)
唾液の分泌を促す、唾液腺のマッサージがたいせつな理由でもあります。(関連コラム;スメハラには気を付けましょう)
ただ自己防衛機能ばかりを当てにしてはいえません。そこで自己防衛機能の低下や効果を上げるためにフッ化物配合の歯みがき剤で、みがき残しのないように小まめに歯みがきすることもたいせつです。歯と歯肉の境目にも歯垢(プラーク)が付着していますよ。
下世話なお金に関する話しを少し。
歯の治療で使われる銀歯は金,銀,パラジウムを原料とした合金です。自動車の有害な排ガス物質を除去するためにもパラジウムが用いられています。新型コロナの影響で金属(合金)の市場価格が変動して、歯科治療の公定価格の変更が、年2回から4回になっています。(*5)
歯科診療於いて新型コロナが経済面でも影響しています。
むし歯にならないことは健康面はもちろんのこと、経済的にも無事平穏でいられるのです。
【出典】
(*1)日本健康マスター検定公式テキスト増補改訂版 予防医療の重要性
(*2)山本恵一著 眠りの技法
(*3)2020年9月6日 読売新聞 くらしサイエンス
(*4)日本健康マスター検定公式テキスト増補改訂版 歯と口を守る➁
(*5)2020年9月3日 同紙 くらしマナー
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
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