市販されているアルコール飲料。1缶やボトル1本にアルコールがどのくらい含まれているか?国の「アルコール健康障害対策推進基本計画」に合わせて、酒類業界もお酒に含まれるアルコールについて、「パーセント」や「度」の表示から【グラム単位】に変更するように調整しています。(基準の明確化で自律につなげる)
からだに有害なアルコールの摂取量を明確にするためとはいえ、果たして分かり易い単位でしょうか?そしてこの表記変更が健康の維持・増進につながる役割として、有効な改善なのでしょうか?
世の中の様々なものに標準・目安があります。それを単位で表す場合があります。私は降水量の目安で「m(ミリ)」が体感的に分かりません。天気予報や気象情報で「1時間に○○ミリという記録的な雨が・・・」と解説されても、きっとたくさんの雨が降るなのだろうな・・・と何となくぼんやりとしか思えません。解説者の感情が籠った語気の強さの方が、よっぽど説得力があったりします。
気象庁のWebサイトに興味深い一覧表があります。(*)
雨の強さと降り方の表現が公表されています。1時間の雨量(ミリ)によって、人が受けるイメージです。警戒感をよりリアルなものとして伝えてくれると思います。
身に覚えのある表現で受け入れやすいと思いませんか?
飲酒常習者(いわゆる酒飲み)に脅しを掛ける方法。既にたばこのパッケージでは採用されています。けどまだまだ手ぬるいです。
お酒に含まれるアルコール含有量をグラム表示する方向で調整に入っています。だけどグラム表示にしたところでどうでしょうかねぇ?今記載されている、「飲み過ぎには注意しましょう。」も甘いのです。飲む人には何にも届いていません。身につまされることはないでしょう。要するにアルコールの危険性を、もっと具体的に訴え掛けるのです。
果たして今のままで良いのだろうか!?と、不健康な嗜好に走っている人たちが自らを省みる、より確かな切っ掛けを与えるべきです。
グラム表示するのなら、その数値によってどれほど身体に影響を及ぼすのか?行動能力が落ち、認知力低下のレベルはいかばかりなのかを身につまされるようにするのがよい。身体能力が減衰して、結果として健康が損なわれるであろう、具体的な増悪事象を併記するのです。個人差はありますが、「××グラムのアルコールはまっすぐ歩けなくなる可能性があります。」とか、「△△グラムのアルコールは記憶力を著しく低下させる潜在性があります。」さらに、「アルコールは感染症による合併症を引き起こす、生活習慣病のリスクを高めてしまう可能性があります。」等のように。(新型コロナ事態収束祈念ページ)
“脅し”の表現による心理的抑制効果。
節酒や断酒に向かわせる、健康のための予防手段なのかも知れません。
【出典】
(*)気象庁Webサイト 雨の強さと降り方
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
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