ちゃんとした歩き方に注力して欲しいコラム

歩き方を科学してみた。

2足歩行のニューカマーとベテランの歩き方

テニスラケットやゴルフクラブの入ったバックを肩に掛けて、テニスコートやゴルフ場に急ぐシニアの方がいらっしゃいます。又、朝のお散歩やウォーキング、趣味の写真撮影で、近くの公園にお出かけになります。そして朝昼晩のおかずや日用品などを、近所のスーパーで買い求める。そんなおじいさんやおばあさんをたくさんお見掛けします。けど同じ世代でも身体能力に差が生じてくる。今までよりも動作に時間が掛かったり、できることが減って来たりします。

朝のお散歩は大人だけではありません。
屋外での遊びは心身の健康に重要です。日光を浴びながらからだ全体を動かして、成長の糧にして欲しい。お散歩カーに幼児たちを乗って、保育園のスタッフさんが注意深く横断歩道を渡って行きます。やはり自分の脚で歩かせることもたいせつなので、お友達同士手をつないで歩いています。ようやく自分の脚で歩けるようになった5歳くらい(?)の幼児・園児たちにも出会います。

ハイハイの体勢から立ち上がるようになった。だからおのずと見る角度が変わったわけです。違った世界が目の前に広がった。さらに2足歩行ができるようになったのですから、一歩一歩進むことに興味津々の様です。ぎこちない脚の運びだけど、頑張って歩いている。2足歩行が出来るようになると、さぞかしうれしいのだろう。我が息子も歩けるようになってから、程なくベビーカーに乗らなくなりました。当時井の頭公園にあったトラックを、飽きもせずに何周したことでしょう。

果たして2足歩行のニューカマー・新参者・幼児と、ベテラン・老練者・高齢者の歩き方に違いがあるのか?ふと興味が湧いたのです。そこで介護業務で信号待ちしている間、送迎車から行き交う両者を観察してみました。

見付けました!
私の観察力が確かであって欲しいのですが、どうも1歩踏み出す時の膝の位置、高さが違う様です。

園児たちはしっかり高く上げているのに対し、高齢者はただ曲げるだけの高齢者が多いと思ったのです。曲げた足は地面から離れる。からだの軸がしっかりしていればふらつくことはありません。高齢者は2足歩行のベテランなのですから、若い時と同じ脚の運び方のままだと思い込んでいる。十分に脚が地面から離れていると誤認識してしまうのかもしれません。実はそんなに上がっていないのに。高齢者の方が摺り脚に近い傾向が見受けられたのです。

【関連コラム】 膝を高く上げる

又、概して高齢者は足首の可動域も狭い傾向があるようです。
足関節の拘縮が進んでいるのかもしれません。フレキシブルに動かなければ、つまずく原因のひとつになるでしょう。

2者に限らず、ついでに自分自身の歩き方にも注意してみた。
膝を高く上げた後、一歩前に踏み出した足は、自然とかかとから着地していたのです。ということは、つま先は上がっていたわけです。

しっかり歩くということは、足首の曲げ伸ばし運動もちゃんと実践している。それだけ足首の運動負荷も掛かっていたのです。

つま先を上げて、かかとから着地すること。効率的なウォーキングのポイントとして挙げられていることに納得がいきます。(*1)

【関連コラム】 運動できるチャンスを創り出す。

足首の動きに注目していたら、自動車の加速と減速の操縦を思い出した。運転教習所に通っていた時、担当教官にこう教えられた。足のかかとを運転席の床に付けて、そこを中心にして左右に動かす(ずらす)こと。そうすればアクセルとブレーキのフットペダルを楽に踏み換えることができると。

確かにそうだ。だけど、当然かかとを中心にするだけでは優しい運転はできない。つま先を適度に上げたり下げたりして、徐々に加速や減速する必要がある。急発進と急ブレーキを無くすことができます。ガクンと角の立つ不快な乗り心地を減らし、同乗者の車酔いの予防につながります。優しい運転をマスターすれば、同乗者に運転が上手と言ってもらえそうですね。
つま先の上げ下げに関与する前脛骨筋や下腿三頭筋を鍛える必要もあるのでしょう。(*2)

それなりの年齢になった高齢者が、転倒によって骨折してしまえば介護を受ける立場に置かれることになる。実際に65歳以上の要介護者で、介護が必要になった原因の第4位「骨折・転倒」が挙げられています。ちなみに第1位は認知症,2位脳卒中(脳血管疾患)、3位高齢による衰弱です。(*3)

しっかり歩くことで脚の各部位をトレーニングしましょう!
膝を高く上げ、つま先よりもかかとを先にちゃんと着地させる歩き方。2足歩行のニューカマーからベテランに送る、健康的な歩き方の実例を明示しているように思う。初心に戻った歩き方をもう一度実践しましょうと、それと無しに呼び掛けてくれているのかもしれません。

 

                                                                           【出典】
                      (*1)日本健康マスター検定公式テキスト 100年ヘルスケアバイブルⅠ
                           有酸素運動を効率的に行うポイント
                      (*2)
厚生労働省 多面的運動プログラムの実践                                                                                                                     (*3)日本健康マスター検定公式テキスト 100年ヘルスケアバイブⅠ
                          
日本人の平均寿命は長い。しかし、要介護期間も長い。

周辺視覚を利用した脳トレシステム

ニューロトラッカー

目から脳への刺激によって集中力を改善。
急激な感情の変化に左右されない、メンタル強化に役立つトレーニング・システムです。ゲーム感覚でメンタルトレーニングできるので、老若男女問わず、アスリートや受験生、米軍パイロット等々で愛用されています。

 

【推奨される使用のカテゴリー】

   航空機パイロット訓練

   ミリタリー訓練

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健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
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経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

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