たばこの害については「タバコのけむりってPM2.5です」や「健康増進法改正案の注目点は受動喫煙対策」のコラムでもお話ししています。
2018年に遡りますが、「守ろう!豊かな老後と健康長寿」というセミナーに参加しました。
今でも賛同できる内容でした。そこで改めて紹介させていただきますね。
「肺がん」と「大腸がん」について分かり易く解説してもらいました。胃がんと合わせて『3大がん』と言われており、これらの罹患者数や死亡者数の割合が上位を占めています。
厚生労働省は2016年にがんと診断された患者の部位別順位を発表しました。多い順に大腸,胃,肺でした。
この発表内容で興味深い変化に気が付いた。
それは全体に対する胃がんと肺がんの占める割合が減ったということです。理由として、胃がんはピロリ菌の感染率が下がったこと。肺がんはたばこを吸わなくなった(禁煙する)こと。喫煙率が下がったためと見られます。
特に肺がんについては、たばこを吸う人は吸わない人に比べて、罹患するリスクが男性で4.4倍、女性では2.8倍高くなります。さらにたばこを吸っている本人だけでなく、副流煙による受動喫煙も減るわけですから、禁煙の価値は高くなりますよね。
健康増進法改正に伴う、東京都の受動喫煙防止条例が施行されています。飲食店の店頭表示や幼稚園,保育園,小中学校,高校の屋外でも喫煙所(場所)がなくなりました。たばこを止める切っ掛けになれば良いと思っています。
がんは早期発見,早期治療によって、治る可能性が高くなりました。
肺がんになる因子は幾つかあります。何はともあれ、肺がんにならないように予防することが第一です。
現在対策型がん検診を各自治体が中心となって行われています。肺がんに対しては年1回,40歳以上を対象に胸部エックス線検査が主に行われています。残念なことにエックス線検査では背骨や肋骨と重なった部位にがんがあると分かり難い。たまたま別の病気の検査で、偶然見つかったケースが多いという。早期発見できずにSTAGE Ⅳに進行してしまう場合もあるようです。そこで最近は低線量CT検査が発達し、できるだけ早くがんを見付けて治療することができるようになったそうです。よってこの低線量CT検査を2年に1回は実施したいと演者は仰っていました。
行動変容のステージは5段階あります。
特に「無関心」「関心」「準備期」の方々に、嗜好の改善を早く実行して欲しいと思っています。
【参考】
H31年3月15日開催 守ろう!豊かな老後と健康長寿
知って得する肺がんの見つけ方と治し方
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2025プラスに認定されました。
【認定番号;20250759】
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2024プラスに認定されました。
【認定番号;20240639】
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