「ため息」は幸せが逃げて行くと思っている中高年におススメのコラム

迷惑を掛けない呼吸

深くて長い、健康に良い息づかい

厚生労働省や財務省は、今後更に増大する医療費を抑制するための施策を打ち出しています。例えば・・・、

  • 公立・公的病院の再編や統合
  • フレイル健診の導入
  • 75歳以上の高齢者の窓口負担を、1割から2割に増額する条件の見直し
  • 紹介状なしで受診した患者の定額負担が、400床以上から200床以上の病院に適用範囲を拡大
  • 初診料も平均¥2,000から¥5,000に増額
  • 後発薬(ジェネリック医薬品)の使用割合を高くするための優先リスト(評価基準)を作成  等

このような社会保険制度改革に伴う下世話な話しを聴かずとも、自らが病気に対する予防を心掛けて、健康に向けて簡単にできることを見付けて実行していきたいものです。

生き物全ては「呼吸」しないと生きていけません。寝ても覚めても息をしていますよね。        先日お届けした「会話のすすめ その2」では、会話を楽しむために、自分の思いを声に出して会話することの大切さについてお話しさせて頂きました。                            ご承知の通り、声を出すには息を吐きながら声帯を震わせなければなりません。            息を吐くことは、呼吸の「呼」に当たる動作です。生きる上で絶えず行っている「呼」の挙動を、健康に良いことに応用している一例です。                                 年を取ることによる必然的な身体的衰えもありますが、声を出さなくなる生活習慣によって声帯が縮む、 声帯萎縮が起こる可能性が高くなります。そうなると会話という健康法を行うことができなくなるだけでなく、飲食に必要な摂食嚥下(のど)の機能も衰えてしまうのです。その様態が更に進めば、全身の生活習慣病(肺炎など)になり兼ねません。負の連鎖が引き起こされてしまうのです。            なぜなら声帯はたべものなどの異物が気道に入り込むのを防ぐ役割も担っているからです。       飲食物を誤ることなく食道に送るには、「咽頭蓋」という器官が気管を塞ぎ、食道への通路を確保します。飲食物は気管や肺という器官にとっては異物となります。その異物が何らかの原因で、気管の入り口に滑り落ちたときに、声帯が関所となって誤嚥を防いでくれるのです。(*)

健康によい「呼」は、吐き方によっていろいろな場面で活躍しています。              「深呼吸」ってありますよね。大きく息を吸ってゆっくり吐く一連の動作は、気持ちを落ち着かせる方法としてよく知られています。息をゆっくり長く吐くと気持ちがリラックスします。            神経系には自律神経というものがあって、交感神経と副交感神経に分かれます。気持ちが興奮したり緊張していると前者が、リラックスして穏やかな時は後者が優位になっています。ちょうど車のアクセルとブレーキに例えられます。                                       息を吐くという動作は副交感神経を刺激して気持ちを落ち着かせてくれる効果があるのです。      みなさんも下記の様子を見たり体験したことってありませんか?

  1. 武道は呼吸を用いて精神を集中すると言われていて、深い呼吸で精神状態を整えるのです

  2. 昔、試験や競技のスタート前に深呼吸して落ち着こうとした事ありませんか!?

  3. なかなか眠れずに「羊を数えてごらん」と促された事ありませんか?            これには諸説ありますが、元々英語の「sheep」(羊)の発音である「シ―プ」が「sleep(眠る)「スリ―プ」に似ているからとか、「シ~プ」という発音が息を長く吐く事を意識させる為とも言われています。昼間の交感神経の高ぶりを、夜には副交感神経にバトンタッチする訳です。

  4. 大相撲の一番。制限時間いっぱいになって、最後に塩を撒く前に深呼吸する多くの力士がいます。

  5. 体操競技には「床」「あん馬」「跳馬」「平行棒」「段違い平行棒」「平均台」「鉄棒」「吊り輪」があります。演技に入る前や床や跳馬など、試技のフィニッシュ(決め技)に挑む寸前に大きく呼吸していますね。

このように息を長く吐くことを実践して、興奮した気持ちを落ち着かせてリラックスする効果を狙っているのです。                                      精神状態を穏やかにするのも健康に良いのです。

 私は10年以上前からジョギングを習慣にしていて、小金井公園を発着地点と決めています。   広々とした公園内に中高年のコーラスサークルの爽やかな歌声が響き渡っています。周囲に遠慮なく発声しているためもあって、合唱されている方々はさぞかし気持ちよいでしょう。聞いている方にも安心感が湧いて来ます。コーラス隊の方々はきっと声帯萎縮なんて無縁なのでしょうね。私はその歌声をBGMにジョギングしています。健康的な「呼」をもらっているのです!

 確かに喫煙も深くて長い呼吸します。しかし肺にはPM2.5の化学物質が取り込まれるし、吐く息の中にも有害成分が含まれているのです。たばこを吸うという行為は何も良いことがありません!!

出典;(*)高牧 康著 60歳からはじめる「のどピコ体操」

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
新しいエンブレムを受領しました。
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株式会社SOilyは昨年に引き続き、令和4年度東京都スポーツ推進企業に認定されました。
株式会社SOilyは令和5年度東京都スポーツ推進企業に認定されました。
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