我が家のペットの介護も気になり始めた、中高年におススメのコラム

ペットの老後生活

食生活を長く楽しんでもらうために

ペットの種類だけでなく、高齢層にも合わせたペットフードが登場しています。

足腰が弱くなった。行動するテンポが鈍くなった 等々。若かりし頃に比べて年を取ると、大なり小なり必然的に肉体的な衰えを自覚します。                                  人間と同じように高齢のペットが増えてきました。ペット向け医療保険も発売されていますね。私の自宅近所で飼われているトイプードルも、老化現象の一端を見掛ける時があります。10年以上前は元気よく散歩に出かけていたのですが、今は脚の運びがおぼつかない様子です。時折ペットバギーに乗せられて外出しています。むかしは番犬よろしく、飼い主以外の人にむかって吠えていましたが、今はそれもありません。「躾け」によるものではなく、いわゆる加齢で無口に(口数が少なく)なったのでしょう。       また知り合いが飼っていたダックスフントは、かなり珍しい脊椎の病気に侵され、突然天国に召されたそうです。胴長のワンちゃんはヘルニアに罹るリスクが高い傾向があり、高齢になると体力が減少して全身麻酔に耐えられなくなるらしいと教えてくれました。人間と同じ「ロコモティブシンドローム」がペットの医療にも・・・と連想しています。

人間の『歯の二大疾患』といえば「むし歯」と「歯周病」です。8020運動の効果もあって、自分の歯を保有している高齢者が増えています。その分むし歯も増加傾向です。むかし治療した歯と、詰め物やかぶせ物に隙間や段差ができて、そこからむし歯菌が侵入するからです。(*1)               ペットの高齢化は全身疾患だけでなく、歯の健康にも気を付けたい。上記のペット保険金で、請求の多い疾患に歯周病もランクインされています。(*2)                                                                                                           むかし私の実家でも「ねこ」を飼っていました。黒ねこだったので、名前はシンプルに「クロ」でした。迷いねこだったのですが、何かの縁があって実家に住み着き、15年ほど一緒に生活していました。ペットフード協会の調査では平成30年の飼いねこの平均寿命が15.32歳。当時を思うと「クロ」は長生きした方だったのではないでしょうか。ある晩ご飯の時に鯛の骨にかぶりついたら、哀れしかな牙が折れてしまいました。その所為もあったのでしょう。晩年は折れた牙の先端が黒ずんで、むし歯菌に侵食されていた様子は今もはっきり覚えています。寿命が長くなればどのような災難に見舞われるか分かりません。高齢によるオーラルフレイルが、ペットにも降り掛かって来るのでしょう。                   食生活に満足したいのはペットも同じ。ペットの噛む習性を利用した歯磨き用のおもちゃで、歯を磨かせている方もいらっしゃるでしょう。それでも磨き残しがあって汚れが落ちない場合はブラッシングしてあげたりしているとか。人の乳幼児と同じですね。以前口臭と口腔内の除菌(?)を兼ねたスプレーの試供品をもらったことがありました。

今はペットフードの種類も増えました。健康寿命を延ばすために、ビタミンやミネラルなど栄養バランスを調整しているだけでなく、高齢のペット向けの食品開発が進んでいます。硬いものが噛めなくなったから、いきなり柔らかいメニューに切り替えるのは、オーラルフレイルの進行を早めてしまう。衰えの状況に応じて、使える機能は長く維持したいものです。                            ペットフードには主に「ドライ」「ウェット」「半生」の3種類があります。(*3)

  1. ドライ;文字通り乾燥したもの。ネコちゃんに与える乾燥した食品といえば、「煮干し」を連想します。ドライは概して栄養価が高く、成長期のペットにおススメ。
  2. ウェット;柔らかいから消化がよくて年を取ったシニア層にも好まれる。
  3. 半生;前述のドライとウェットの中間。

このようなペットフードの開発は、ペットの種類に応じた最適な食品を提供することを目的にするだけでなく、ペットの健康管理(関連コラム;ペットも大切な家族の一員です)や老化対策にも寄与しています。

通常、人はペットよりも寿命が長いです。                             高齢になったペットの面倒を最期まで見ることは、飼い主の義務です。昨年7年ぶりに動物愛護法が改正されて、犬猫へのマイクロチップの埋め込みが義務化されました。飼い主が犬やねこを捨ててしまうのを防ぐためでもあります。ペットたちの運命を飼い主の安易な都合だけで変えてはならない。よく「ペットは家族も同然」というフレーズを聞きます。家族全員の健康を心配することは当たり前ですね。

来月にペット用品の展示会が開かれます。                             ユニークでレアなアイテムを発掘して、みなさんにご紹介しようと思っています。

 

参考;(*1) 日本健康マスター検定公式テキスト 増補改訂版 むし歯を予防する                                 (*2)2020年 1月16日 読売新聞 くらしマネー
           (*3)2019年11月17日 読売新聞 くらし
                

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
新しいエンブレムを受領しました。
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