理由はともあれですが、私は先月まで約2年間一滴のお酒も口にしていませんでした。先日参列した葬儀で久方ぶりにビールを呷りました。故人も好きだったビールを飲むことがお弔いになる。私にとって、そのコップ1杯がひとつのお行儀だと思ったのです。
実は式場に向かう道すがら、お酒を飲むべきか?それとも止めておこうか?ちょっと躊躇したのです。お弔いとしてのお酒を口にするのはよいのですが、果たして翌日までどれ程のアルコールが体内に残るものなのか?と・・・。
前述の通り、ずっと飲まなかったお酒です。以前はそんな心配など露ほどもなかったのに、明日のアルコールチェックが一瞬頭を過ったのです。
令和4年4月から安全運転管理者によるドライバーの運転前後のアルコールチェックが義務化されました。そして段階的にその確認ツールとして、アルコール検知器(アルコールチェッカー)で運転者を管理する法律が制定されたのです。(思慮分別の無い飲酒の常態化を防ぐ)
私は介護施設の送迎ドライバーの顔を持っています。業務上ハンドルを握る前と後でアルコールチェッカーに息を吹き込んでいます。たったコップ1杯に含まれるアルコールを一晩で分解できないような、衰弱した肝臓の機能ではないでしょう。小心者とからかわれるかも知れませんが、やっぱりお酒を飲む量がどの程度であれ、翌日の体内に残存しているかも知れないアルコールの量に不安を抱えてしまった。アルコールチェッカーの存在は、ハンドルを握る業務に携わる以上、少なくとも飲み過ぎに効果的な抑止力(威圧)となり得るのです。これもまたお客様の安全と自分の健康に寄与するお行儀なのでしょう。
適量のお酒は健康に良いと言われます。(お酒だってからだによいことがあります。)
(飲酒が正当化できる理由)
反面、大量のお酒ではなく節度ある飲酒でも、脳の白質や灰白質の体積が減って老化を早めるとの報告(*1)があります。さらにカルフォルニア大学のブレスロー教授の健康管理項目には、飲酒は適量を守るか、“しない”(*2)と提唱されています。
いずれにせよ、そもそもからだに良いとは言えないアルコールの節制を顧みることができたのです。
勧められるがまま、一杯が二杯,三杯となる事もなく、ビールテイストのノンアルコール飲料で十分でした。コロナ禍にも拘わらず、遺族や近親者の想いが籠もったよいお葬式だったと思いながら、会場をあとにしました。
【出典】
(*1)2022年8月25日 日経新聞 ライフスタイル
(*2)日本健康マスター検定公式テキスト あなたのチョイスは?
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2025プラスに認定されました。
【認定番号;20250759】
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2024プラスに認定されました。
【認定番号;20240639】
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