緑茶はさまざまな望ましい効き目を発揮してくれる健康飲料です。
ペットボトル入りの緑茶のことを言っているのではありません。昭和の時代に生まれ育った私としては、“お茶” とは茶葉を急須に入れてお湯を注ぎ、湯飲み茶わんに注いだ飲み物のことを指す。過ぎ去りしむかしの日常生活には欠かせませんでした。心身の健康に貢献してくれる、思い入れの強い飲み物です。
何かに付けて、お茶が淹れられ湯気の立ち上る湯飲み茶わんが目の前にありました。
まだあります。
緑茶に含まれる代表的な成分は「カテキン」と「カフェイン」が挙げられます。(*1)
カテキンは老化の進行や感染症,様々な生活習慣病の発症などに関係する、活性酸素を除去する効果(抗酸化作用)があります。更にはLDLコレステロール値を下げて血糖値の上昇を下げてくれる効果もあります。(*2)(活性酸素の余計な世話焼き)
カフェインの効用でよく聞くのは利尿作用。だから血圧上昇を抑えてくれる効果に期待できますね。(適時適量の摂取)
ただ今思うと、故郷のお茶の時間で惜しかったことがあります。それは「野沢菜」が付き物だったことです。厳しい冬を乗り越えるための塩蔵による食文化です。信州の代表的な漬物として有名ですよね。各家庭で野沢菜を浸けることは信州の風物詩。それぞれ塩加減や漬かり具合を話のタネにするのです。今でこそ塩分控えめが当たり前のご時世ですが、塩味の効いた野沢菜を食べる機会が多かった。
血圧を上げてしまう塩分たっぷりの野沢菜をお伴にお茶の時間を過ごしたのです。血圧を抑える効き目のあるはずの緑茶のカフェイン効果よりも、のどが渇いて水分を多く取ることによる血圧上昇が勝ってしまいそうです。新型コロナ感染症の重篤化を防ぐためにワクチンを接種しておきながら、生活習慣病の予防を妨げるたばこを吸うことと大して変わらないと思ってしまいます。
時折おふくろさんから送られてくる野沢菜浸けを口に入れると、一瞬幼少の頃にタイムスリップします。そして同時に、あの頃の食生活を改めていたならば、脳卒中や心臓疾患で亡くなられた方々の健康を、少しでも長く保つことが出来たのではないだろうか・・・と、口惜しい気持ちにもなるのです。
【出典】
(*1)健検公式テキスト増補改訂版 嗜好を見直す 飲み物と健康
(*2)長寿科学振興財団 健康長寿ネット
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
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