酌み交わす酒=日本酒と連想しがちな、中高年の方々にお届けのコラム

日 本 の S A K E

からだに良い!?日本酒

『日本酒』という我が国伝統のお酒があります。
清酒でも濁酒でも、熱燗にしたっていいし、きりっと冷やしても美味しいですね。しかし日本人自らの日本酒離れが取沙汰されている。特に若い世代は飲酒自体に興味が薄いようです。敢えて飲もうと思わなくなっている。

けど私自身、日本の中高年だからなのでしょう。ここ数年前から日本酒の美味にハマっています。
むかしかまやつひろし(ムッシュ・かまやつ)が歌った流行歌「我がよき友よ」。下宿屋のおばちゃんが歌詞に盛り込まれていた。日本酒の一升瓶を持ってくる姿を想像してしまうのは、私だけではないと思います。

厚生労働省は「100%のアルコール10g=1ドリンク」として、男性は4ドリンク,女性で2ドリンクのアルコール摂取量を超えないように提唱しています。この量を日本酒(約15%のアルコール含有率)に当てはめると0.5合が1ドリンク。一日に推奨される日本酒の摂取量 ⇒ 男性2合以下,女性1合以下になるのです。これ以上になると食道がん,大腸がんなどのリスクが高くなる。(*1)
以前ワインや焼酎の健康に対する効果・効能についてお話ししましたね。

【関連コラム】 お酒だってからだに良いことがあります

日本酒にもからだに良い成分が豊富に含まれているそうです。特に純米酒はペプチド結合したアミノ酸が他のお酒と比べて多く含まれていて、これが生活習慣病にも効果が期待できるというのです。(*2)
但し、ワインや焼酎,日本酒の良さを生かすも殺すも飲む量次第。飲み過ぎには絶対に注意しましょうね。

貝原益軒の養生訓には「酒は天の美徳なり」いう件(くだり)があります。
今から300年以上前に書き記された内容が、当然現代科学を用いて解き明かされた事実ではありません。医食同源の観点から、適量の日本酒を飲むと、楽しい気持ちになって血の気を和らげてくれる。心配事を取り払われて
食欲増進にも繋がると謳っています。(*4)

【関連コラム】 お酒の肴

今コロナ禍を過ぎて、外国人観光客・インバウンドの増加基調を維持している。
日本オリパラの後、日本の伝統的文化を海外にアピールできる絶好のチャンスです。ユネスコ文化遺産として登録された『日本食』は、外国人にとっては興味深々でしょう。基本的に食材の旨味(だし)を生かした調理法によって生み出された、その料理に相性抜群なのが日本酒ではないでしょうか!
だからなのかもしれない。
日本の『伝統的酒造り』がユネスコ文化遺産に登録されたこと。この功績を追い風に、日本酒の知名度をもっと上げたいですよね!

【関連コラム】 食材が持つ天然の味 アルコールは隠し味

信仰している宗教の違いや、独特の食生活を過ごしている人たちもいます。
イスラム教徒のハラールに対応したお店も増えてきました。そして植物性食品だけを食べる「ビーガン」にも安心して飲んでもらえるお酒として、日本酒を勧めている飲食店もあるそうです。(*4)

私の故郷、信州には造り酒屋が多い。「大雪渓」「真澄」「七笑」「大信州」「夜明け前」「井筒長」等々、堂々たる銘柄を列挙することができます。
信州の地酒を愛飲していた人として、私は父を思い出す。夏でも温めのコップ酒をグイッと呷って、ホッとひと息付く様。満足そうな横顔。脳裏に焼き付いて離れません。
偏食の激しい人でしたが、これといって大病を患わなかった。それも戦時中の少年航空整備兵として服し、実家の原野をコツコツと一人で開墾した鋼の肉体・基礎体力があったから。
そして、もしかすると、一日の疲れを癒す日本酒のおかげだったのかもしれません。


                                                                                                             【出典】
                                                                                                                  (*1);健検テキスト増補版 お酒と健康
                                                                                                                 (*2);
葉石かおり 著 最高の飲み方
                                                                                                                 (*3)立川昭二著 すらすら読める養生訓
                                                                                                                 (*4)
2019年12月5日 読売新聞 くらし 家庭

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
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