わざわざ運動していても油断してはいけないと思うコラム

生活活動量の維持

職業活動は生活活動に含まれる。

新型コロナ禍で3密を避ける生活様式が推奨されていた。それから感染防止策の制約が徐々に緩和され、今ではそんな不自由さは微塵も感じなくなった。
厚生労働省は学校内感染の割合が低くなってきたことを受けて、教室内の身体的距離を2メートルから1メートルにマニュアル変更した時期もありました。(*1)
また、地方のホテルから宿泊客を募るDMも、コロナ禍前と同じように届く。

ビジネスシーンでは、リアルな展示会が再開されている。それまでは会場に足を運んでリアルに参加していた学会やセミナー、展示会などが中止や延期となっていました。もともと私は人と直接会って話すことをビジネスの糧としていたので、わくわく感を抱きながら会場に足を運んでいました。

ところが外出先で嫌になったことがありました。からだと気持ちが帰宅するまで付いて行かずに、歩くことにウンザリしてしまったのです。仕事先で期待外れに終わった精神的疲労から来る倦怠感ではなかった。ジョギング習慣を身に付けている私なのに、とにかく疲れてしまってヘトヘトになりながらの帰宅でした。

今日はよく歩き回ったなと一日を振り返る時は、大いに疲れを感じますよね。けど今回のような意気消沈してしまうほどの肉体的疲労を被ったことがなかったのです。

​職業活動で外出するということは、

  • 街路を歩く。
  • 駅に着いたら階段の上り下りやホームなどの構内を歩いて移動する(私は極力エレベーターを使いません。)
  • 目的地に着いたら新しい情報を求めて会場内を歩き回る。
  • 気になった商品やサービスを出展しているブースで、展示要員の方と立ち話する。
  • ばったり出会った知人と近況等の情報交換する  等々

私は職業活動と生活活動は一緒くたんなのです。特に区別していません。そもそもプライベートと仕事を統一した、【Work Life Integration】で生きています。
その一環としての身体活動が、新型コロナ禍で途絶えていたわけです。慣れっこになっていた職業活動がなくなることは、無意識に怠慢な生活を送っていたのだと思い知らされました。

人は安静にしていると筋肉が減るだけでなく骨ももろくなって、さらにバランス感覚も衰えるのだそうです。(*2)運動によって適度な負荷が掛かることで骨が丈夫になり、骨粗しょう症の予防にもつながるのです。(*3)
体重70キロの人が階段を15分間昇降した運動量は、同じ時間エアロビクス体操したり、軽いジョギングするのと同等(100キロカロリーに相当する身体活動)の熱量が消費されるのです。(*4)

各企業の方針や職種の違いはあれど、在宅勤務(リモートワーク)で通勤に費やしていた職業活動が減っています。生活活動が減ることで、人の運動に対する持久力・耐久力の低下が懸念されます
何とも思わない習慣化されていた運動量なのに、コロナ禍が明けた当初、疲労をひしひしと感じました。

一時期の世界は、新型コロナウイルス感染の予防のための免疫を渇望していた。今までせっかく持ち合わせていた職業活動という免疫を、他の生活活動に置き換えることで守って行かなければなりません。
そのためにも、せっせと家事でもしようじゃあありませんか!

【関連コラム】 お掃除を柔軟体操や筋トレに代えちゃいましょう 「齢人」は「よわいびと」と読む

 

                          【出典】
                               (*1)2020年9月4日 読売新聞 第一面
                               (*2)三輪道生著 腰ひざ股関節シンドローム
                                                                                                   
(*3)健検公式テキスト増補改訂版 運動量を増やす① 
                               (*4)厚生労働省「エクササイズガイド2006」             

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
新しいエンブレムを受領しました。
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