新型コロナ禍で3密を避ける生活様式が推奨される中、感染防止策の制約が徐々に緩和されてきました。
厚生労働省は学校内感染の割合が低くなってきたことを受けて、教室内の身体的距離を2メートルから1メートルにマニュアル変更しました。(*1)また、先月辺りまでぱったり無かった、地方のホテルから宿泊客を募るDMも届くようにもなりました。
ビジネスシーンでは、先週ようやくリアルな展示会が再開されました。それまでは会場に足を運んでリアルに参加していた学会やセミナー、展示会などが中止や延期となっていました。もともと私は人と直接会って話すことをビジネスの糧としていたので、わくわく感を抱きながら会場に足を運びました。
ところが外出先で嫌になったことがありました。からだと気持ちが帰宅するまで付いて行かずに、歩くことにウンザリしてしまったのです。仕事先で期待外れに終わった精神的疲労から来る倦怠感ではない。ジョギング習慣を身に付けている私なのに、とにかく疲れてしまってヘトヘトになりながらの帰宅でした。今日はよく歩き回ったと思う時は確かに疲れますよね。けど今回のような意気消沈してしまうほどの肉体的疲労を被ったことがなかったのです。
職業活動で外出するということは、
職業活動は生活活動に含まれます。その活動が新型コロナ禍で途絶えていたわけです。慣れっこになっていた職業活動がなくなることは、一種の免疫がなくなっていたのだと思い知らされました。
人は安静にしていると筋肉が減るだけでなく骨ももろくなって、さらにバランス感覚も衰えるのだそうです。(*2)運動によって適度な負荷が掛かることで骨が丈夫になり、骨粗しょう症の予防にもつながるのです。(*3)体重70キロの人が階段を15分間昇降した運動量は、同じ時間エアロビクスしたり軽いジョギングするのと同等(100キロカロリーに相当する身体活動)の熱量が消費されます。(*4)
職種の違いはあれど、在宅勤務で通勤に費やしていた職業活動がなくなっています。
今回何とも思わず習慣化されていた運動量で疲労を実感しました。生活活動が減ることで、人の運動に対する持久力・耐久力が低下すると懸念しています。
今世界は新型コロナウイルス感染の予防のための免疫を渇望しています。今までせっかく持ち合わせていた職業活動という免疫を、他の生活活動に置き換えることで守って行かないとなりません。
そのためにもせっせと家事でもしませんか?
(関連コラム;お掃除を柔軟体操や筋トレに代えちゃいましょう ,「齢人」は「よわいびと」と読む)
【出典】
(*1)2020年9月4日 読売新聞 第一面
(*2)三輪道生著 腰ひざ股関節シンドローム
(*3)健検公式テキスト増補改訂版 運動量を増やす①
(*4)厚生労働省「エクササイズガイド2006」
健康わくわくサイト管理者の岡本です。
★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
第MDIC020281号
★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
第4502291800001号
★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
出
★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
企業認定取得
★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
「健康マスター普及認定講師」資格更新認定
★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
2021】認定番号;2021371 取得
★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
一覧表番号;164
★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
認定取得
★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定
★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)
★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)
大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2025プラスに認定されました。
【認定番号;20250759】
株式会社SOilyはスポーツエールカンパニー2024プラスに認定されました。
【認定番号;20240639】
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