最近歯にものが挟まるようになってきた中高年におススメのコラム

歯肉というバリア

守られていたものがむき出しになる。

見えそうで見えない歯と歯肉の境目

年齢が増すに従って、からだのいろいろな部位に変化が表れます。
ほおの弛みとか胸やおしりが垂れて来たとか。肉体的に張りがなくなって重力に負けてしまうからですね。地球上のあらゆる物体に重力が働いている。宇宙飛行士が無重力の宇宙から地球に帰還した時の様子は、その一例として一目瞭然です。

無重力状態では、地球上に居るようにうまく嚥下ができないという。“ゴックン” できることは重力のおかげでもある。重力のある環境の中で、重力に逆らえることが一因らしい。年を取るごとに喉仏がしっかり上がらなくなって、嚥下機能が衰えるのです。 
声の音域が低くなること等で表面化する。声帯萎縮は器官が縮んでしまった結果とも言える。これらはそれぞれの機能を果たす器官(部位)が伸びたり縮んでしまったりして、元の位置に留まったり戻ったりすることができなくなってしまったためなのです。(*1)

【関連コラム】 迷惑を掛けない呼吸

最近子どもたちの「う蝕」、いわゆる「むし歯」が減っています。(*2) 
乳歯が生え始めた頃から、親御さんたちが小まめにブラッシングしてあげる。学校や各団体の歯に対する衛生教育の賜物でもある。

厚生労働省の第3次国民健康づくり対策の目標に達した項目には、【80歳で20本,60歳で24本以上の自分の歯がある人の増加】があります。8020運動や6024運動が功を奏したのでしょう。
しかし皮肉なことに、中高年層のむし歯の保有率が年々増加傾向なのです。              50歳前後からその兆しが表れて、60歳~80歳過ぎになると顕著に高くなっているのです。(*2)

私も中高年の仲間入りです。日常生活の中で歯や口腔内に対する行動に変化があるだろうか?        そういえば、「つまようじ」を使うことが多くなりました。たまに食べカスを搔き出すために使っていたのですが、使う場所、つまようじの先をどこに向けるかが微妙に変わったのです。

歯と歯のあいだでなく、歯と歯肉の隙間でもない。今までには無かった歯と歯肉のあいだの妙な段差から、物を取り除くために使っていることに気が付いた。さらに、今までに無かった舌ざわりも感じました。確かに歯と歯肉の境目に段差が確認できるのです。

歯肉(歯ぐき)が下がっている!
下がるというか、縮んだ感じかな?ものが挟まるだけでなく、冷たいもので刺激を受けることも。知覚過敏ってやつでしょう。

歯の2大疾患は「むし歯」と「歯周病」です。
むし歯を防ぐには歯と歯のあいだや歯周ポケットに溜まっている、プラーク(歯垢)を取り除くこと。みなさんもよくご承知ですよね。歯は外層から、エナメル質,象牙質,歯髄で構成されているのですが、歯の根元はエナメル質がなく、その代わりに象牙質を歯肉が覆うように守っているのです。象牙質はエナメル質よりもやわらかで酸にも弱いのです。(*3)

歯根部分のバリアが縮んで、本来守られていたものがむき出しになってしまう。弱点が露わになっていたのです。そこを虫歯菌が攻撃してくるのですから堪りませんよね。
このようにしてむし歯になることを根面う蝕というそうです。(*4)

みなさんには不快な思いをさせてしまいますが、下の画像は私の現状を写したものです。        これを機に歯のみがき方(オーラルケア)を改めようと決めました!

 

                                                                                                       【出典
                                                                                                        (*1) 高牧 康 著 60歳からはじめる「のどピコ体操」
                                                                                                        (*2)平成28年歯科疾患実実態調査
                                                                                                        (*3)健検テキスト 増補改訂版 むし歯
                                                                                                        (*4)    同             歯周病

≪きめごと≫                               ➀ 力まかせの歯みがきは止める
➁ 歯と歯肉の境目にも意識したブラッシングを心掛ける
➂ 歯ブラシの硬さを「ふつう」に替える

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代表取締役のプロフィール

健康わくわくサイト管理者の岡本です。

資格・認定

★ 1986年 中学校教諭免許(理科)取得
  第18382号
★ 同年 高等学校教諭免許(理科)取得
  第19458号
★ 2015年 MDIC認定取得
  第MDIC020281号

★ 2017年 健康マスター(エキスパート)認定取得
  No.E0100390
★ 2018年 高度管理医療機器等販売業賃貸業
  第4502291800001号

★ 同年 動物用管理医療機器販売・貸与業届
     出

★ 2019年 Tokyoヘルスケアサポーター養成講座修了
★ 同年認知症サポーター養成講座受講
★ 2020年松本地域健康産業推進協議会参加
     企業認定取得

★ 2020年2月「健康マスター・エキスパート」及び
   「健康マスター普及認定講師」資格更新認定

★ 2021年1月【スポーツエールカンパニー
  2021】認定番号;2021371 取得

★ 2021年12月1日【令和3年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定
     一覧表番号;164

★ 2022年7月 《西東京市健康デジタル指導士》
 認定取得

★ 2022年12月1日【令和4年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定

★ 2023年12月1日【令和5年度東京都スポ
     ーツ 推進企業】に認定(3年連続で認定)

★ 2024年2月1日【健康マスター普及認定講師更
 新eラーニング】修了(2026年迄資格延長)

経歴

大学卒業後、臨床検査会社,医療及び健康機器輸入販売会社と、一貫してヘルスケア業界に携わって参りました。

健康マスター普及認定講師更新eラーニング講座を修了しました。
健康マスター普及認定講師更新
新しいエンブレムを受領しました。
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