好感の持てる会話に必要なもの

社会的フレイルをなくすためには、楽しい会話が役立つと思う。
自分の思っていることを言葉に置き換えて、そして相手に分かってもらう。脳の活性化にも有効です。気持ちよく会話を楽しむことができれば、友だちと会いたくなって、進んで外出したくなるものです。フィジカル＆メンタルの両方の健康に寄与すると思っています。
（デュアルタスク・トレーニングという認知症対策）
億劫がらずにお話しするには、余分な気遣いは不要です。
見た目が悪い歯は会話に雑念が入り込む。この度欠けた前歯をきれいに修復してもらいました。これでマスクを外した会話でも、余計なことに気を取られることはないのです。

 コロナ禍が落ち着いて来て、世間に広がっていたマスク顔が減ってきた。その代わりに、話す，食べる，笑う等、顔全体を視認する。特に口の動きを直視する場面が戻って来ました。
前歯は人の目によく触れて、見た目が気になります。今まで前歯に纏わる話題をお届けして来ました。
（そして歯が欠けてしまった）（前歯と奥歯の役割分担）（マスク顔の功罪）

 実は今までマスクする習慣を好い事に、私は前歯の治療を疎かにしていたのです。数か月前から前歯の１本が掛けていたのです。歯が欠けたままだと会話に集中できずに、話題と関係のない余計なことで、相手に気を使わせてしまいます。まるで口から吐き出されたたばこ臭が気になってしまうように。（たばこのニオイは雑念の引き金）

 コロナの影響で社会的フレイルが進展した。言葉のキャッチボールとも言われている会話は、人と人を結ぶ社会的フレイルを防ぐためにたいせつな行為です。話しの内容を正確に、出来れば深く理解すること。お互いの身振り手振り、そして顔の表情を見ながら会話が進みます。そして余計な気を使うことなくお話しできることが一番ですよね。雑念を抱いてしまっては会話を楽しむことはできません。

 ようやく空いた時間を見付けて歯医者さんに行きました。
誰しも病院にかかりたくなんかありません。歯医者さんもそうです。欠けた前歯は目立つけど、マスクしているから歯医者さんに行くのは先送りでイイ・・・と思い続けていたのです。

久しぶりに歯医者さんに掛かって、修復治療の技術と治療材料の進歩に気付かされました。おそらく昭和時代ならば金銀パラジウム合金、いわゆる金歯，銀歯が際立つリペアだったのだろうと推察が付きます。まるで隣り合わせの細胞の弛みない結合をサポートする壁細胞のように覆いかぶされたかも知れない。それとも顔面に貼り付いたエイリアンの幼生の様に・・・でしょうか？（過激なイメージ表現で済みません）

歯の欠損の度合いによっては慎重に治療方法（被せものや義歯の種類）を選ぶ必要があります。保険適用で済むのか？それとも自費治療を選択するのか？によって、掛かる費用が大きく違うことも気掛かりです。
今回はごく普通の保険が効く修復方法でした。だけど修復物と自前の歯の境目が全く分からないように治療してくれました。
自然で無傷な１本の歯に見える。思わずうれしくなったのです。これでお互い気が散ることなく、マスク無しでも会話できると自信が付きました。（笑）

 社会的フレイルを無くすために、人と接する機会を創出しようとしています。だから私も高齢者向けeスポーツのデジタル指導士になったのです。円滑な会話のためにも、前歯のメンテナンスで余計な気遣いと「さようなら」ですね。